日本百名山
登りは、ゆるやかに登り続ける登山道に苦戦しましたが、下山は楽なもので、普段会えない友人と話をしながら、楽しんで下ることができました。
テント泊は結構な寒さでしたが、見事な夕暮れの景色、満天の星、そして雲海から顔を出すご来光と、寒さも吹っ飛ぶ絶景だらけでした。
栃尾辻を越えてからは、アップダウンがいくつかあり、クタクタになりました。狼平からの激登り階段を越え、大国岩まで来ると、ようやく八経ヶ岳の山頂を見ることができました。
今年も日本アルプスには行けず、テントは3年ほど眠ったまま。季節的にはぎりぎりなんですが、友人4人と近畿最高峰の八経ヶ岳で久々のテント泊してきました。天川村役場からは、かなりのロングコースでしたが、秋を随所に感じることができました。
最後は行者谷コースで下山しました。夏山登山道をピストンするのもありですが、大山らしい景観や自然を味わうなら、こちらの登山道のほうがいいですね。
下山は石室経由で歩きました。展望が良いので、下山時のほうが展望楽しめるんですが、凍った木道は登り以上に危なく、ゆっくり歩かざるを得ませんでした。
八合目過ぎると山上台地のエリアに到着し、ゆるやかな木道となります。ただ、木道に霜が降りており、滑らないよう注意して歩かないといけないので、木道のほうがかえって危ない道のりでした。それでも山上からの展望は最高でした。
白山登ってから五日しか経っていませんが、休みだったので今度は鳥取の大山を登りました。夏山登山道はとても整備されており、登山道というより、延々と続く遊歩道の階段、といった感じでした。
殿ヶ池避難小屋を越えると岩場が多くなり、最後に激下りが待っていました。危険、というほとではありませんが、無難に通るなら砂防新道のほうがいいでしょうね。
下りは行きと違う、観光新道を通りました。砂防新道と比べると人が少なく、すれ違いやすかったのですが、途中からガスがかかりました。
火口周囲のお鉢巡りは、絶景の連続。御前峰までで下山しようかとも思いましたが、ここ巡らないと、白山の魅力の半分も味わえないと思いました。
室堂に着くと、「やっとここまで来た」と安心感が出てきます。御前峰景色は、室堂からより裏の火山口からのほうが荒々しく、見ごたえありました。
天気も良く、風もさほどなく、適度な気温で、結果的には最高の登山日和となりました。展望の開けた山なので、山と空とのコントラストが特に最高でした。
もう10月も中旬。今年も日本アルプスには登れなかったけど、今から行けそうな日本百名山を探していたところ、石川県の名峰、白山がぎりぎり行けそうな感じ。少し作戦を練り、金曜日の仕事終了後すぐに車で出発し、市ノ瀬ビジターセンターで車中泊して早朝か…