丹生山系
黒岩の滝を越えると、あとはなだらかな沢が続いていました。水量が一番多そうなA2沢を進み、最後は明るく、少し開けた上流にたどりつきました。見所は少ないですが、手付かずの自然感はたっぷりでした。
A沢のハイライトは、前半の四連鎖の滝から黒岩の滝までの間です。屏風川らしい小さな滝の連続ですが、踏み跡さえはっきりしないエリアにこれだけの滝があるのは、ちょっと驚きで、得した気分になります。その中でも黒岩の滝は存在感十分でした。
今年に入ってから、土日の予定がなかなかつかず、氷瀑見に行った以外では今年2度目の山行です。もう気が付くと4月も終わりなので、暑くなる前に行きたかった屏風川の探検に行ってきました。まだ草はそれほど茂っていませんが、虫はもう結構飛んでました。
最近の記録を見ると、丹生山系縦走をして以降、山に行ったうちの半分は丹生山系を歩いているようです。今回はそんな丹生山系屏風川で知り合った2名の方と下流から遡上しました。いつもは気楽なソロですが、一緒に歩くのはまた違った楽しみがあり、普段できな…
枯木ヶ谷を見過ごしてからはモチベーションが下がり、沢沿いはあきらめ大蔵谷から太陽と緑の道経由で帰ることにしました。ところがどっこい、この大蔵谷は枯れ谷ではありますが、かなり急なため、思った以上に体力を消費しました。屏風川は下流に行きすぎる…
二ノ滝を越えると、ひときわなだらかな沢が続き、その先には屏風川らしくない、しっかりとした形の「一ノ滝」が姿を見せます。この下流から枯木ヶ谷を進む予定でしたが、なぜか見つけることができませんでした。枯木ヶ谷は、次の楽しみにとっておきます。
三ノ滝を越え、二ノ滝までの間は沢が曲がりくねっており、変化に富んだ見応えのあるエリアでした。虫が少なければ、もっといいんですがね。
本流に入ると多少の変化はありますが、比較的なだらかな景色が続きます。単調ではありませんが、大きな変化も少ない、落ち着いた沢です。
結局今回も、前回と同じ中俣本流より入渓しました。ただ、大樋ノ滝すぐ下の滝は、巻き道使わず降りました。沢に入って見たほうが、滝の迫力をよく感じれます。
いろいろ忙しく、ここ1か月は山歩きも含め、ほとんど運動ができていません。いつの間にか真夏のような暑さになっており、日なたや尾根を登る雰囲気ではない。ということで、最近よく行ってる屏風川を歩きました。まずは中俣本流を、沢沿いに歩きました。比較…
丹生山系は六甲山の北側に位置し、登山道も整備されているが人知れずマイナーなイメージが強い。その中でも神鉄大池駅北側の屏風川周辺は、屏風川支流を中心に無数の登山道があるが、なにぶん情報がほとんどないので、謎のエリアとなっていた。そんな中、こ…
黒甲越からは、できるだけ神鉄大池駅に早く戻りたいと思い、近そうな黒甲越東道を通りましたが、たいして近くはなかったようです。ただし道は明瞭で、散歩程度にも歩ける、整った登山道でした。
C沢分岐を越えるとさすがに水量は減り、沢を歩くほどではなくなったので、途中から横の登山道を進みます。右俣で沢歩きを楽しめるのは、最初の右俣分岐から、C俣分岐までの間となります。D沢分岐からは本流を離れD沢を登り、黒甲越へ進みました。
上流に行くほど水量減りますが、多少の見所はあります。上流最後の滝となる「いるかの滝」は、水量少ないが階段状になっており、屏風川らしい歩いて楽しめる滝でした。
右俣平を越えると水量は減り、流れもゆったりになりますが、繰り返し出てくる淵はまだ十分な大きさです。流れが少ない分、池のような落ち着いた景観が多く見られます。ハイライトは過ぎたとは言え、まだまだ楽しめます。
右俣出合から右俣平までは、距離にして300m程度、時間にしても30分足らずの短いエリアですが、右俣のハイライトと言っていいくらい、次々とすばらしい景観が現れます。基本的には、淵と、滑床か小滝、の繰り返しパターンです。
今まで沢に入る時はチャコのサンダルで歩いてました。今回も沢シューズはないものの、多少準備して臨みました。まあ、結果的にはわらじなくても1500円程度の地下足袋があれば、この程度の沢なら歩けそうです。しかし、ネオプレーン製のソックスは保温性能す…
屏風川中俣本流に合流したものの、沢に入るほどの水量ではなく、中俣本流沿いの「太陽と緑の道」を歩くことに。特に前半は沢のすぐそばを通っており、何度も渡渉します。のんびり気楽に沢沿いを歩きたいなら、ここ最高かも。
6月になりました。低山登りには暑さが厳しくなり、いよいよ谷歩きのシーズンになります。今回も引き続き、気にっている屏風川エリアの探検です。まずは神鉄大池駅から天下辻を経て、屏風川に入ります。天下辻からは明瞭な道で迷うことなく、神鉄大池駅からで…
屏風川本流は結構な水量で、両岸とも険しい箇所が多く、トレッキングシューズで沢そばを通るのは困難です。巻き道を探しながら進むのですが、その巻き道がほんと、分かりにくい。くたびれてしまったので大池に戻るのはあきらめ、屏風辻バス停で終了です。
中俣を下ると、基本は平たんな沢ながら、右俣出合、大樋ノ滝、屏風ヶ淵、屏風岩、左俣出合といくつも見所があります。屏風川でまだ見てない箇所が多いながらも、このエリアは大きな見所の1つではあるでしょう。その中でも、屏風ヶ淵は雰囲気が素晴らしく良…
左俣をいったん離れ、太陽と緑の道から中俣上流を目指します。このあたりの道の付き方がよく分からなかったんですが、結構しっかりした道が、谷より高い位置についてるんですね。沢そばは頑張らないとトレッキングシューズで歩けませんが、陽と緑の道は余裕…
B-2沢からB沢本流までは苔むした岩や木が多く、大雨で荒れたり人の手が入った様子も少なく、時が止まったような空間でした。苔好きにはたまらないかも。ただし、虫が多いです。
ナダレ尾山から屏風川本流方向へ尾根道が伸びていますが、その尾根右側には支流があるはずなので、降りれそうな谷を見つけ、下降を試みました。結果は大きな問題なく下れましたが、もっといい下降ポイントがあるはずです。
天下辻からは、まずナダレ尾山を目指します。大池駅からは一番近いピークではありますが、標識は手書き感満載です。ヤマレコでの踏み跡は少ないですが、バイクの通った跡は多く、何とも不思議な山域です。
先日、丹生山系縦走した時に気になった屏風川周辺ですが、雨が何とか止んだので探検に行ってきました。一度だけでは全体像すら分かりませんが、のんびり雰囲気楽しめそうなポイントはいくつもありました。まずは起点ポイントの天下辻までです。
分岐から天下辻までは、ほとんどアップダウンのない林道です。天下辻からは急な下りとなりますが、すぐに住宅街となり、神鉄大池駅まではすぐです。
金剛童子山を下ると、どこを進んでいるか分からなくなり、ルートロストしました。黒甲越にあったこの地図で現在位置確認できましたが、結果的には予定通りの道を進んでいたようです。例え道が合っていても、それが分からなければロストです。
ゴルフ場に到着した後は、神鉄大池駅まで登山道とも言えない中途半端な道を歩きます。まずは金剛童子山を目指しますが、ここは縦走路じゃなかったんですね。どうりで荒れ荒れでした。
稚児ヶ墓山は、山頂が地味なものの、登り・下りとも谷筋が多く、山の雰囲気は丹生山系の中では一番のお気に入りです。ただ、アクセス悪いので、車がないとこの山だけ登るのは難しそう。