屏風川右俣~D沢遡行(その3)沢スタイル準備して、右俣へ
今まで沢に入る時はチャコのサンダルで歩いてました。今回も沢シューズはないものの、多少準備して臨みました。まあ、結果的にはわらじなくても1500円程度の地下足袋があれば、この程度の沢なら歩けそうです。しかし、ネオプレーン製のソックスは保温性能すばらしく、必須でしょう。
まずはアンダーウェアです。ソックスはプロモンテの先割れタイプのネオプレーンソックス。下腿部は秀山荘オリジナルのウォータースパッツ。ともに秀山荘で購入しました。
その上から、ワークマンにて1500円ほどで購入した丸五の万年縫付地下足袋。縫付タイプより貼付タイプのほうがいいとヤマレコ等に書かれていますが、この地下足袋で特に困ることはなかったです。その上から、PPロープで編んだわらじを装着しました。これで完璧、のはず。
沢登りに関係ありませんが、転倒しやすい状況では、手袋の手掌部分に家具の地震対策用衝撃吸収パッドを入れてます。転倒して手を強く付くと骨折等の危険性があり、打撲と骨折予防目的です。
これまた関係ありませんが、沢周囲は虫が多いため、どこでもベープを腕に装着しました。今年のどこでもベープは、「5倍効く!」と書かれていたので、新調しました。
準備できたら、沢を歩き始めます。それほど水量多くありませんが、両岸とも狭くなっているので、沢の中を歩いたほうが楽です。
すぐに二段の滝の落ち口に到着。そのまま滝を歩いて降りましたが、滑ることなくスムーズに降りれました。わらじは機能しているようです。
降りてから滝を振り返ります。傾斜もゆるく、苔がそれほど付着してませんので、わらじなくても滑らなさそう。
どんどん下ります。水はかなり冷たいのですが、ネオプレーンのソックスがかなり効いており、ほとんど冷たさを感じない。防水というわけでなく、ソックスの内側に水は進入するのですが、ソックスで水の流れはかなり遮られるので、内側にはぬるい水が滞留している感じ。長靴の中に水がたまった感触に似ている。秀山荘の店員さんが言っていた通り、冷たさは格段に違う。
ソックスは良かったのですが、わらじのかかと部分がすぐにずれてしまう。ここがずれると母趾の内側のひももゆるんで、わらじが脱げそうになる。結局終盤まで同じことが繰り返されました。結び方は今後の課題かな。
右俣との合流地点に到着。ここから左の右俣を登って行きます。
ネオプレーンソックスの保温力はすばらしく、地下足袋も問題どころか、歩き心地はかなり良い。わらじのグリップ力のなかなかですが、ずれてしまうのが困ったところ。それでも歩くには特に困りませんでした。