屏風川エリアの探検(その6)屏風谷中俣から本流へ
中俣を下ると、基本は平たんな沢ながら、右俣出合、大樋ノ滝、屏風ヶ淵、屏風岩、左俣出合といくつも見所があります。屏風川でまだ見てない箇所が多いながらも、このエリアは大きな見所の1つではあるでしょう。その中でも、屏風ヶ淵は雰囲気が素晴らしく良く、今回では一番のお気に入りスポットです。
滝を越えると、またなだらかな沢となります。屏風川は滝がいくつかありますが、滝以外は基本なだらかで、メリハリがはっきりしています。
右俣出合です。右の沢が歩いてきた中俣、左の沢が右俣です。右俣の上流にはゴルフ場があるためか、臭いはないものの水が濁っています。
そしてもう少し歩くと、急に岩場が出てきます。沢がS字に曲がっており、「大樋ノ滝」と書かれています。
岩場を下ろうと試みましたが、ちょっと難しい。右岸に高巻ける道があるので、巻きます。
高巻き道にも、炭焼窯跡を発見。
滝下に出たくて、巻き道から下れる場所を探し、強引に下りました。滝下のエリアは「屏風ヶ淵」と言うらしく、幻想的な空間です。メリハリの少ない屏風川の中では、かなり変化に富んだエリアであり、今回一番のお気に入りスポットです。残念ながら、写真ではその雰囲気が十分伝わりません。
屏風ヶ淵から下流を望むと、「屏風岩」が見えます。これも相当なスケール感ですが、残念ながら、写真ではうまく伝わりません。この雰囲気は、来ないと分かりませんね。
そこから少し下ると、左俣と合流です。この左俣を進めば、さっき通った沢に合流するはずです。そしてここから下流は本流となります。
本流は水量が多く、沢そばは歩きにくそうなので、できるだけ巻き道を探して進みます。しかし、はっきりしない巻き道で、本当にこれで合っているのか分かりません。
支流からの滝です。小さいながら、いい雰囲気です。
滝のあたりから、いったん沢に下りました。ここからは水量多く、やはり沢そばは歩きにくそう。巻き道を進みたいですが岩壁も多く、ここから先は巻き道探しに難渋することになります。
自分なりに、屏風川のベストコースを考えながら歩いてますが、少なくとも屏風ヶ淵周辺は絶対にはずせない。そう思えるポイントでした。