塩見岳へのハイク(その2)三伏峠~塩見小屋

三伏峠から塩見小屋までは、遠くに見える塩見岳を追っかけるように進みます。最初は「本当にあそこまで行けるのか」と何度も思いながら進みました。

三伏峠を越えると、すぐに分岐が。右側は烏帽子岳から小河内岳、そして荒川岳に向かう登山道。烏帽子岳は明日に行く予定なので、左の塩見岳方面へ進みます。

15分ほどで三伏山に到着。ただ、ここを越えるとまた樹林帯に入ります。

ようやく、今日の目標の塩見岳が姿を見せますが、とにかく遠くに見え、ほんとうに歩いていけるのか、と何度も思いました。

三伏峠から塩見小屋の少し手前までは、ゆるやかなアップダウンがあるものの、なだらかな道であり、平坦な部分もかなりあったように思います。ただ、結構な距離があり、ひたすら歩きました。

のぞき岩があるので、行ってみます。

北側の展望が開けています。まだ天気は良く、本当に午後から天気が崩れるのか、疑うほどでした。

ようやく本谷山。

これは南側の展望かな。

雰囲気の良い樹林帯が続きます。万が一、帰りに雨が降っても、樹林帯に入っていれば大丈夫かな。

平坦に近い道も多く、森の雰囲気が堪能できます。

「塩見小屋まで40分」の看板があるあたりから、登りが多くなります。

塩見新道という道があるようだが、通れなくなっている。

このようにロープが張られている。

登りがきつくなってきた。

森林限界を超え、ハイマツ林に突入。

塩見岳が、だいぶん近く見えてきた。

そして、塩見小屋に到着。こじんまりとした小屋でした。
ここでしっかり休憩し、最後のアタックに備えます。

ここまでは、距離や累計登りはそれなりにありますが、難所らしい難所はなく、今まで登った南アルプスと比べても、かなり歩きやすい道だったように思います。