登頂後は一気に下ります。前半は常にガスかかっていましたが、小太郎尾根分岐を越えたあたりから急に晴れ出し、強い日差しが襲ってきました。暑さのせいでしょうか。草すべりから登って来る人みんな、きつそうな表情されてました。
山頂を越え、北岳肩ノ小屋方面へ向かいますが、特に標識があるわけでなく、視界もないため「これで合ってるの？」と何度も不安になりました。「肩」だけ書かれているペイントでも、あるとないとは大違い。これで安心しました。
ゴロゴロとして大岩のエリアを越えます。危険ではありませんが、足を踏み外さないよう、ゆっくり下ります。
両俣小屋方面は、道が荒れており危険らしい。直進します。
ようやく肩ノ小屋に到着。ちょっと休憩。
どんどん下ります。道は悪くなく、視界が開けていれば最高なんだろうなあ、と空想しながら進みます。
小太郎尾根分岐です。このあたりからガスが晴れ出し、
急に視界が良くなりました。太陽の照り付けも強くなり、さっきまで長袖ウール＋レインウェア着てても寒かったのに、一気に半袖になりました。今日は日焼け止めいらないかと思っていたけど、急に塗ることに。それにしても、急激な天候と気温の変化だった。
樹林帯に入っても、結構暑い。今日も気温上がりそう。
はるか下方に、白根御池小屋のテント場が見えてきた。気持ちの良い下りですが、暑い。
ようやく白根御池小屋ののテント場まで到着。
白根御池小屋でアイス食べようと思ったら、まさかの売り切れ。残念でした。
ここから広河原までは、樹林帯の中の、単調な尾根の下り。11時のバスに間に合うよう急ぎましたが、結局間に合わず。
広河原到着。ここでバスを2時間待ちました。甲府からのバスと、京都からのJRを乗り継ぎ、自宅に帰ったのは夜の11時。登山以外の移動に12時間もかかるとは。やっぱ南アルプスは、関西からの便が悪い。乗合タクシーは乗ることできたので、これで芦安まで行き、温泉につかっても良かった。こういう情報は、現地でないと分からない。
今年の夏は、北アルプス、南アルプスと登ってみたが、自分的には南アルプスのほうが合っているみたい。交通の便は悪いけど、これからも南アルプス調整したい。そして、3泊4日くらいの縦走できたら楽しいだろうな。
