次の日早朝に北岳山頂へ向かいますが、すごい風とガスで視界はほとんどなし。山頂では残念ながら展望を望むことはできませんでしたが、これも山登り。いい思い出となりました。
北岳山荘に到着すると、テント場には既に多くのテントが張られてました。テント泊いいなあ、って思ってましたが、次の日の強風を見ると、テントの難しさを改めて感じました。小屋伯はやっぱり楽です。
間ノ岳方面は雲で覆われてました。今日のうちに、間ノ岳へピストン行けなくもなかったですが、午後からは天候急変のリスクもあり、無理な冒険はしないことに。
北岳山頂も、ほとんど雲に隠れており、これが一番見えた時の写真。
小屋の夕ご飯、とても美味しかったです。小屋のスタッフの方、とても良い方ばかりで、気持ちよく過ごすことができました。
夕食後は日没まで、小屋の裏手でのんびり景色を眺めてました。気温は確認してませんが10度ちょっとくらいかな。風が強いので体感温度は10度以下くらい、ダウン着てても寒いです。雲の流れが速く、どんどん景色が変わるので、いつまで見てても飽きることがなかったです。
さて次の日。5時半くらいに出発しましたが、一面ガスで、しかもかなりの風。不安を抱きつつも、北岳へ向かいます。
北岳へ向かうハイカーはいるのですが、視界が20mほどしかなく、先を進むハイカーが確認できないことも多い。なだらかで広い稜線は歩きやすくていいのですが、枝道らしきものもあり、どちらへ進めばいいのか迷うことも。
北岳へ近づくと、だんだん険しい岩場が増えてきます。危険なほどではありませんが、道を外していないかのほうが心配。
振り返ると・・・全然見えない。
険しい登りを進みます。あと少し。
やっと北岳山頂に到着！視界ゼロですが、満足度は十分。
山頂エリアはまあまあ広く、人も思ったより多かったです。展望、いいんだろうなあ。
天候に左右されるのも、山の楽しみ。ガスかかった山頂エリアを歩けたのも、いい経験。
