岸田川流域の滝めぐり(その6)シワガラの滝
ちょいと寄り道しましたが、本命であるシワガラの滝に向かいます。こちらは霧ヶ滝と違い、山を越えて滝近くに入るので、道中はほとんど楽しめません。でも、沢に降りたつと別世界が広がっており、岩と緑と暗闇のコントラストが見事です。でも行き道は結構険しいので、ご注意を。
布滝からは再度車に乗り、少し走るとシワガラの滝、桂の滝への遊歩道入口が見えてきました。ここの右手前あたりに布滝があるはずですが、姿は見えません。
平坦な遊歩道を進み、端を渡ります。この沢は布滝へと続きますが、シワガラの滝は別の支流のようです。
ここからは沢から離れ、一山越えます。さほど急ではないですが、道がぬかるんでいて歩きにくい。
小ピークに到達。桂の滝は遠いのであきらめ、シワガラの滝へ向かいます。
前半は急ながらも石段があり、何とか下れますが、
後半は激下り。しかも、ぬかるんだ場所もあります。スニーカーより、トレッキングシューズや登山靴のほうが良さそう。
かなり下り、やっと沢に到着。雰囲気が既に別世界です。沢の奥左に人影が見えますが、スカートで来たようで、それ以上先に進めない様子。シワガラの滝の知名度は上がりましたが、遊歩道は結構険しいので、注意が必要。入口に注意書きをするか、もしくは遊歩道をもっと整備しないと誰かケガしそう。
軽装の3人組の奥にはこのような岩場があります。これはたしかにスカートじゃ越えられない。
岩場を越えると、ついにシワガラの滝周辺が見えてきました。左側の水に濡れた黒岩と、深い緑のコントラストがすばらしい。もちろん、この時点では滝は見えません。
洞窟が見えてきました。洞窟上方は思っていた以上に高さがあります。滝の音はしますが、まだ見えません。
さて、洞窟に入ります。洞窟内は沢に入る覚悟が必要。
ようやく、滝が見えてきました。
洞窟奥から、入口方向に向かい、シワガラの滝を撮ります。思っていた以上に洞窟は狭いので、めいいっぱい下がっても滝全貌は写せません。
こんな滝があるんだ・・・非現実感たっぷりです。
落ち口はこんな様子です。
シワガラの滝を十分満喫しました。霧ヶ滝の壮大さにはかないませんが、独特の雰囲気があり、個性が光る滝でした。