兵庫の滝を発掘してくれた最初の本 ~探訪ひょうごの滝~

神戸新聞社が最初に発行した「ひょうごの滝」シリーズの第一作目。初版発行が1996年ですので、道が多少変わってはいますが、滝は昔も今も変わりなく、淡々とすばらしい景観を見せてくれています。

探訪ひょうごの滝

探訪ひょうごの滝

「探訪ひょうごの滝」シリーズはpart3まで出版されました。その後2010年に主な滝をまとめた「ひょうごの滝」が出版され、現在入手しやすいのはこちらのほう。しかし、まとめるにあたって漏れた滝もいくつかありますので、図書館で借りて漏れた滝を確認してみました。

ひょうごの滝

ひょうごの滝

漏れた滝は、淡路島の滝を除くと、以下の6滝です。いずれも行ったことはありません。

亀ヶ壺(姫路市夢前町

姫路市から1時間程度で行ける。最初は遊歩道があるようだが、奥の亀ヶ壺までは道はなさそうで、沢の本筋を遡上することになりそう。沢シューズ等の装備が必要で、難易度の高さが「ひょうごの滝」から漏れた理由か。
亀ヶ壷2006

母栖の滝(宍粟市

ここは遊歩道も比較的整備されており、滝の見応えも良さそう。なぜ漏れたのかは不明。
母栖の滝2007

段の白滝(豊岡市

水量少ないが、落差45mほどの四段滝。一枚岩の河床も見応えありそう。
段の白滝

十戸の滝(豊岡市日高町

道路から歩いてすぐの滝。自分的にはあまり興味をそそらない。
十戸の滝

布滝(養父市関宮町)

落差65mの滝で、遊歩道も整備されている。なぜ漏れたのかは不明。
ぬの滝

床尾の三滝・不動の滝(朝来市和田山町

地図で見ても、林道をかなり進む必要があり、遊歩道も荒れている様子。
床尾三滝2007