宍粟市の滝めぐり(その2)逆水の滝
「幻の滝」を言われた逆水の滝ですが、今は遊歩道が整備されていおり、林道から10分ほどでついちゃいます。30mの直瀑ですが、この滝の良さは何と言っても日当たりの良さ。南向きの開けた滝なので、水しぶきが光に当たり、独特の輝きを見せます。
現在は遊歩道が整備されていますが、昔は場所さえはっきり分からず、目にした地元の人もごくわずか。「探訪 ひょうごの滝part3」では、道なき道を苦戦しながら探した様子が書かれています。
- 作者: 須田京介,北村泰生
- 出版社/メーカー: 神戸新聞出版センター
- 発売日: 2000/05
- メディア: 単行本
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現在は、さきほどの案内板の裏から遊歩道がありますので、そこをひたすら下るだけ。丸太で階段がつけられていますが、相当な急斜面ですので、注意しながらゆっくり足を進めます。
木々の間から、ようやく滝の姿が見えてきた。このあたりから踏み跡が良く分からず、苔むした岩場を下りましたが、もうちょっと右側に道があったよう。
紅葉のシーズに来れば、見応えありそう。
ようやく滝の全貌が見えました。整った形の直瀑ですが、左右2つの流れになっています。滝下は多少の岩場になっていますが、濡れずに歩き回れ、いろんなアングルから滝を撮影できます。
日差しが当たって滝全体が明るい。晴れの日に来れて良かった。
左側から滝上を撮影。明暗のコントラストが見事。
今度は右から。写真うつりの良い滝です。
滝壺はありません。滝下の水しぶきは、霧ヶ滝のよう。
正面よりも、横顔がきれいな滝です。
林道大変でしたが、それでも訪れる価値のある、明るい滝でした。