暑さを避け、早朝に須磨アルプスを歩きました
六甲山のような低山歩きにはつらい、夏の季節です。例年7~8月は沢沿いばかり歩いてますが、そこまで時間が取れず、かといって暑い尾根道を歩く気にもなれない。今朝は久々に涼しげな気候だったので、早朝なら大丈夫かと、須磨アルプス歩いてきました。風なかったらきついですが、須磨アルプス周辺の樹林帯はそこそこ風もあり、快適な山歩きができました。
まずは六甲山系の西の端、旗振山から登りますが、いつもの通り、塩屋から旧縦走路を進みます。現在の六甲全山縦走路は、須磨浦公園駅から登るのですが、ここってかなりの急登で階段ばっかり。須磨アルプス前の400段の階段以上に嫌いです。出だしはウォーミングアップとしてゆっくり運動負荷を上げていきたいのに、いきなりの高負荷となり、これでぐったりしてモチベーションが下がることもしばしば。ということで、街歩きから樹林帯のゆるやかな登りから始められる、旧縦走路が好きます。
縦走路をいったん登り切った所の温度計では、24度。いつもより気温は低く、蒸し暑い感じもない。でも、歩くと結構な汗が出る。全然風がないんですね。うちわ忘れました・・・
久しぶりの旗振山です。既に地元の毎日登山者らしき人と何人もすれ違いました。家を出た時は晴れてましたが、現在は曇り空。ここから先は樹林帯ですが、ほとんど風がなく、さほど涼しくなかった。
高倉台に到着。スタートから既に1時間経っており、7時開店のピーコックは既に開いてました。ただ、張り紙があり、今後は8時開店となるよう。縦走路で唯一のスーパーだけに、残念。
高倉台を越えると、いつもは文太郎道を進んでますが、今日は400段の階段を進みます。これ、六甲全山縦走の最初の山場って言われますが、個人的にはさほど苦痛はありません。ちょっと登り、休み、を繰り返して登ります。
階段を登り、栂尾山を越えた頃より風が吹き始めました。気温がさほど高くないので、風さえ吹けば暑さはほとんど感じません。やはり夏の須磨アルプスは、早朝が良さそう。
横尾山を越え、鎖場に到着。露岩帯は、晴れた時はすごい熱を持ちますが、くもりのためここもさほど熱くありません。
手前が核心部のコルで、その奥に馬の背が見えます。ハイカーはほとんど見かけませんが、トレランの方は何人かすれ違いました。
露岩帯を抜け東山方面へ進みますが、途中で右の枝道に入り、隠れ展望エリアで休憩。
今日は10時には家に帰らないといけないので、東山からは縦走路を通り、妙法寺まで歩き終了しました。暑さはいつもよりましと思いますが、バックパックを背負った背中は汗びっしょりです。
もともと運動機会を作るために始めた登山。最近はいろんな道を歩きたくなり、遠出が多くなりましたが、ちょっとした空き時間でも歩けるのが、六甲山のいい所。原点に立ち返り、使える時間の範囲でも、ちょこちょこ登ろう。