古寺山から六甲ガーデンテラスへのハイキング(その2)古寺山
取り付きでいきなり苦戦した古寺山ですが、鉄塔部分でしっかりした登山道に合流してからは、なかなかいいコースでした。しかし、思った以上に分岐が多いので、ちゃんとした地図がほしいとことです。山頂の「清盛の涼み岩」もいいですが、山頂少し西にある展望ポイントもなかなかのものです。小雨が降る中、霧のかかった展望でしたが、かえって神秘的な雰囲気をたっぷり味わえました。個人的にはダイヤモンドポイントより、ここの展望が好きです。
さて、鉄塔からの続きです。まだ5月だから良かったけど、夏場に道なき道を進んでたら、毒虫やハチが怖いです。今回も、何やら動物らしき物が近くを通りすぎて行きました。イノシシか?
鉄塔通り過ぎると、いきなり標識が。やはりさっきまでの道が間違っていたと再確認しました。
分かりにくい部分も多少ありますが、踏み跡がしっかりしているので、歩くとすぐ分かる。
少なくともこの道は、表参道ということは分かった。
ここが観音道との合流点らしい。瓦みたいな標識がいい。
これが合流点にかかっていた地図。
こんどは脇参道との合流点。
古寺山の山頂に到着。これが「清盛の涼み岩」です。後方から岩の上に登れます。
涼み岩の正面にある標識です。分岐が多いながら山頂付近は丁寧に書かれている。取り付き部分の標識を何とかしてほしいな。少し歩くと展望があるようなので、行ってみる。
ここの展望がまたいい雰囲気でした。それほど広範囲が見えるわけではないんですが、有馬街道沿いの街と山のコントラストがちょうどいい。そして霧のかかった雰囲気がまた良い。広くも狭くもない、ちょうどいい広さがまた良かった。
横から見ると、展望スポットはこんな感じ。
山頂にあった地図。道が多くてよく分からない。茶園谷に向かうので、まずは南に進みます。
地面に道標が。もともとここにあるのか、それとも落ちたのか。指している方向の信頼性は分からないが、シュラインロードにはどちらの方向でも行けそう。本堂跡も見たいので、右に進みます。
この辺りが本堂跡地。標識撮るの忘れてた・・
もともとあった寺は、仏教伝来から100年に満たない頃に建てられ、日本有数の古寺だったよう。室町時代に別の場所に寺が建てられ、それから長い間、時が止まっているようなこの山は、他の古い寺社よりもかえって歴史を感じさせられます。
下りに入ると、やたらと丈の長い笹が生い茂っている。
下りはかなり割愛。最後は急な下りだったが、シュラインロードに抜ける林道に合流。右に行けばシュラインロードだが、左へ進みます。
歩きやすい舗装道を進んでいくと、やがて鋒逢山峡と茶園谷の分岐に出ます。直進すると先日通った仏谷の分岐、そして逢山峡となります。右折して茶園谷に進みます。
古寺山はこれで終了。北側の取り付きも分かりにくかったが、南側の林道へ出た部分も、特に標識がなかったので、やっぱり取り付き部分が分かりにくい。いい山だっただけに、もったいないです。