宍粟市の滝めぐり(その4)明神滝

羊ヶ滝を見た後は、国道29号線を南下しながらの滝めぐり。まずは音水渓谷にある明神滝。車を停めてから歩いてすぐですが、自然の渓谷美もありながら、信仰されてきたような神々しさも合わせ持つ、不思議な滝でした。
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まずは音水渓谷への分岐ですが、国道29号線を南下し、引原ダムのちょっと南側にあります。北向きに走っていると「音水渓谷」の標識ありますが、南下していると標識すらない。行き道で確認していたので、何とか分岐を見つけ車で入っていく。ひっそりとした集落を超えるとすぐに舗装路がなくなり砂利道に。この砂利道を進んでいいか迷うのですが、まずは強引に進む。デコボコした道をしばらく走ると、ようやく明神滝の案内板があり、ここで車を停めました。
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その近くにはこんな注意書きが。今回熊のことはノーマークだったのですが、兵庫県も奥地に入るとツキノワグマの生息地があり、当然注意しなければならない。人里に近いので大丈夫かと思いましたが、それでも気が抜けない。
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案内板の裏は、もう秘境感たっぷりの景色。左下方はゴルジュ状の渓谷で、沢は透き通るくらいきれい。駐車場からすぐとは思えない。
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そしてすぐに明神滝が見えてきた。小さな滝ですが、「神」という字が入っている通り、神々しい雰囲気たっぷり。釜も見事で、水の透明感がすばらしい。周りの景色も含め、透き通るような景観です。ただ、滝下には行けなくはなんですが、かなり険しいので、今回はあきらめました。
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滝の写真撮った位置から足元を見るとこんな感じ。険しい崖で、沢はゴルジュとなっています。
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精一杯近づいて撮りました。小さいけど、いい雰囲気の滝ですね。
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滝より少し下流ですが、この透明度。
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下流を望みます。紅葉シーズンはきれいでしょうね。
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近くの原不動滝もそうですが、この辺りの滝は人々が信仰している雰囲気たっぷりです。その中でも明神滝は、神々しさと自然の雰囲気の両方を感じ取れる、透き通るような滝でした。