今年の冬は、「有馬四十八滝の氷瀑を見るぞ」って心に決めてましたが、せっかくの氷瀑の時期を逃し、現在は凍っておりません。それではどこに行こうかと考え、逢山峡のあたりを冬の間に探検したいと思っていたので、逢山峡から山伏道を攻めました。逢山峡は水量も多くいいのですが、林道を歩くと沢が見えず、沢筋ではどうしても水に入らざるをえない。何とか登山靴だけで沢筋近くを歩けないか調べました。
いつものように神鉄唐櫃台駅よりスタート。くもり空で、ひんやりしてます。
左上に見えているのが東山橋ですが、今日は手前右側を進みます。沢筋近くに進めそうな踏み跡があるか、調査します。
結構しっかりした道あるな、と思ってたら通行止めです。古寺山斜面の上側は立入禁止のようなので、できるだけ沢近くで道を探します。
まあ、そこそこの踏み跡らしきものはあるんですが、不明瞭ですぐに見失ってしまう。
できるだけ沢筋を歩きますが、すぐに越えれそうにない場所に出くわす。頑張れは行けそうだが、冬にドボンするのは嫌なので、巻き道探します。
巻き道ありました。ここは比較的明瞭です。
再び沢筋に。なだらかな滑床部分は問題なく進めます。
ここも厳しいかな、っと思ったんですが行けました。ただし、引き返した際にはかなり苦労しました。
沢が大きく左に曲がる箇所ですが、結構広いスペースがあるので休憩にはちょうどいい。沢の反対側では3人くらいの方がご飯食べてました。
濡れている所は要注意ですが、何とか進めます。
ここも何とか進みますが、やたらと枝が当たります。誰も通ってないんだろうな。
ここは滑らないよう、慎重に。
ここまで来ましたが、沢筋近くは通れず。巻き道を探しても良かったんですが、今日はここで断念しました。
どこかで沢の反対側に移ろうと思ったんですが、どこも石が滑りそうなので行けず。結局東山橋まで戻りました。帰りはかなり大変で、沢筋進むのをあきらめ、少し登った所を強引に進みました。地面は踏み跡があるように見えますが木が茂っており、枝を折りながら進みます。
結局、沢筋を楽しめるような登山道はなく、ちょっと上の踏み跡らしき所を進んでもいいが、藪こぎする覚悟が必要です。ほんと冬で良かった。夏なら完全な藪こぎだし、踏み跡なんて分からないだろうし、水場が近いのでマムシがいそうだし。二度と通らないな。