馬の背谷道から高取山へのハイキング(その3)高取山南西尾根→滝道
高取山は身近な裏山のイメージですが、岩尾根があったり滝道があったりと、様々な顔を見せてくれるおもしろい山です。南西尾根では、須磨アルプス以上にスリリングな登りを楽しみ、滝道では、小さいながらも神々しい滝を横目に下りました。高取山は身近すぎるので甘くみてしまいがちですが、山頂以外に平坦な場所が少なく、登るの結構しんどいです。
まずは禅昌寺前。この道って、新長田方面へ抜ける有名な裏道だったんですが、今はどうなんだろう。
登山道へは、橋を渡った所を左に曲がり、川沿いに進みます。
「沢の手前で右に曲がる」ということらしいが、目印なんてなし。この登山道見つけるのは、ちょっと大変かな。
少し樹林帯を歩けば、露岩帯に出てきます。
南側にもう1つ岩尾根が見えてます。
正直、須磨アルプスよりかなりスリリングでした。須磨アルプスって、岩尾根を歩くイメージがあるけど、ほんとの岩尾根は「馬の背」の部分だけで20mくらいしかなく、しかも高低差はほとんどない。それ以外の露岩部は、実はくぼんだ部分を歩いているので、意外と怖くない。ところがここは、ほんとの岩尾根しかも斜面なんで、「足すべったらどうしよう」といらぬ心配をしてしまう。
景色はかなり良い。さえぎる物がないので、この絶景がどこからでも望める。逆に遮るものがないため、日が出ているとかなり暑い。ここは夏場に来る所じゃないな。
中腹あたりから樹林帯に入るが、だらだらとした、結構めんどくさい登りが続きます。そして縦走路に合流。
縦走路を東に進み、トイレのある広場前より滝道の分岐があるので、右に進みます。
ここ、かなり前に長男と登ったことがあるんですよね。その時は登山地図ももたず、不安になりながらこの道を登りました。あの時は荒れた道だと思っていたが、今通ると比較的はっきりした道です。
高神滝です。ちっちゃい滝ですが、高取山唯一の滝なので、大事にされてきたんでしょう。そんな雰囲気が伝わってきます。
そして一宮道と合流しました。
高取山は、「地元住民の山」ってイメージが強く、近寄り難い雰囲気があるんですが、探せば面白いルートがまだまだありそうです。