大師道から高雄山へのハイキング(その3)高雄山→市ヶ原
再度公園からの高雄山の取り付きから高雄山頂までは約10分、そこから南へ下り縦走路出るまでは約20分と、30分ほどのプチアタックでした。短時間ではありますが、登頂の達成感は比較的あり、思った以上に楽しいルートです。ただし、登りは風化した花崗岩が多くて滑りやすく、下りはかなりの斜面だったので、スニーカー程度の靴では厳しいでしょう。高雄山から見る再度山は、ここからでしか見れない神々しい雰囲気たっぷりでした。
左側の登りが高雄山への取り付き。直進すると縦走路に出て、市ヶ原や大竜寺に行けます。当然左へ進みます。
ここからの登山道は尾根道が中心で比較的幅広ではありますが、滑りやすく急な斜面が多いです。木の根っこに足を引っ掛けて登っていきますが、雨の日は滑りやすいので要注意。というか、雨の日は通らない方が良さそう。
ここは右へ下ると縦走路、左方向は分水嶺越を経てトエンティクロスに出れます。山頂へは直進らしいが、道に見えない・・
山の雰囲気たっぷりです。
高雄山頂までの間、左側には常に再度山頂が見えます。こっち側から見ると、特徴的な山頂の形がよく分かります。再度山を眺めながら歩けるだけでも、ここに登る価値があるくらい、見応え十分です。
山頂に近づくと風化した花崗岩が多くなります。道には花崗岩でできた砂が多く、かなり滑りやすいです。登りで良かったけど、これを下るのは厳しいかな。
また分岐。短い距離ですが、分岐点が多いです。右に進みます。
ついに高雄山頂です。標高476.5mということは、再度山より6mほど高いのか。展望は良くないものの比較的明るく、木々の間からは周りが見渡せます。
そのまま南方向へ下ります。ガイドブックにはこちら側は急だと書いてありましたが・・・急でした。しかし、それほど歩きにくくはなかったです。
分岐が出てきました。道標がなかったので、どうせすぐ合流するだろうと思い右に進みました。後から考えると、左へ進むと市ヶ原に直接出る道だったんだろうと思う。こちらの道は、次の楽しみに取っておくことにします。
ここからは、あまり好きではない斜めになった山腹道が出てきますが、これほど長くはなく、足の負担にはなりませんでした。
そして縦走路に合流。山頂から20分程なので、思った以上にすぐでした。
市ヶ原に到着。左に見えている道標からも高雄山への登山道が見えており、さきほど選択しなかった道につながっていると思われます。
市ヶ原を過ぎたくらいで日没時刻となりました。まだ空は明るく、ヘッドライトはいりませんが、そもそも市ヶ原から新神戸までは、街灯があるんですね。
布引の滝に到着。ライトアップされており、夜は夜でまた違う雰囲気でした。
そして新神戸に到着。高雄山はやや奥まった場所にあるため、取りつきまで行くのに時間がかかりますが、取り付きから山頂までは10分くらいと、短い割には征服感は結構あり、手軽に山頂の達成感を味わいたい場合はおすすめです。春以降はバスで再度公園まで行けるので、ここからアタックするなら、1時間で再度、高雄の連続制覇もできそうです。