実習症例をまとめるための方法論に使えるか? ~ペアプログラミング~

臨床実習に症例レポートは必要か?という議論がありますが、最適解が見えてきません。少なくとも、今までのような症例レポートの方法論では難しいと思いますが、提出物となっている養成校もあり、難しいところです。症例を振り返るにしても、実習生の負担にならない方法がないかと考え、本書に至りました。二人一組でプログラムのコーディングを行う方法論ですが、症例レポートや抄録などをまとめる際、有用な方法と考えています。

ペアプログラミング―エンジニアとしての指南書

ペアプログラミング―エンジニアとしての指南書

  • 作者: ローリーウィリアムズ,ロバートケスラー,Laurie Williams,Robert Kessler,長瀬嘉秀,今野睦,テクノロジックアート
  • 出版社/メーカー: ピアソンエデュケーション
  • 発売日: 2003/03
  • メディア: 単行本
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プレッシャーで成長するのか ~ゆとりの法則~

最近は、トム・デマルコの本を続けて読んでいるが、今度は「ゆとりの法則」だ。要するに、プレッシャーをかけすぎても生産性は上がらず、組織の柔軟性は低下し、変化に対応できませんよ、ということが書かれている。ゆとりだけではダメですが、ゆとりをうまく利用して、チームの活性化につなげるかのマネジメントが重要かと思う。

ゆとりの法則 ? 誰も書かなかったプロジェクト管理の誤解

ゆとりの法則 ? 誰も書かなかったプロジェクト管理の誤解

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病院独特のルールを知る ~看護学生 してはいけないケースファイル~

病院は、一般社会の常識的な行動が通用しないことがあります。患者さんに良かれと思うことでもタブーは以外に多く、特に実習生は知らず知らずのうちにタブーな行動をしてしまう可能性も高い。そんな行動をまとめた本書は、看護学生向けながらも、作業療法の実習生にも是非読んで欲しい本です。

看護学生してはいけないケースファイル 臨地実習禁忌集

看護学生してはいけないケースファイル 臨地実習禁忌集

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衝撃の一冊 ~長生きできる町~

今まで、自分の考え方に大きな影響を与えてくれた本は何冊かありますが、その中に加わることになる、衝撃的な本でした。健康寿命に影響を与えていることが、ビックデータからいろいろ分かり、それが私たちの直観とは違うことも多く、データから考えることの重要性を改めて感じました。同時に、作業療法士は、目の前の対象者に向き合うことが大切と思っていますが、それと同じくらい、「今の関わりが、この方の長期的な健康にどの程度寄与できているのか」というマクロな視点も必要なことを、今回感じました。

長生きできる町 (角川新書)

長生きできる町 (角川新書)

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無難だが網羅されている一冊 ~仕事に役立つExcelデータベース~

職場の端末には、幸いWordとExcelがインストールされている。特にExcelは、VBAをうまく利用すれば業務分析や効率化が行える。今まで、Excelをデータベースとして利用する際は、かなり古い本を参考にしていた。しかし、Excelのバージョンもかなり上がり、標準機能も上がっているので、新しい本を購入し、勉強し直すことにしました。

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石切道から六甲最高峰へのハイキング

お正月休みは今日で最後なんで、今年初めて六甲山に登ってきました。でも、単独で登ったのは去年の3月以来なので、10か月ぶりくらい。ほんと去年は登れなかった。もともと健康のために始めた登山なので、初心に戻り、今年は近場でいいのでもうちょっと登ろうと思います。
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今だからこそ、知っておきたい方法 ~フィードバック入門~

今年の一冊目は、いきなり良書に巡り合えた。フィードバックという方法を何となしに使っていたが、本書もしくは著者の本に、もっと早く出会っておきたかったと後悔するほどの内容でした。これは一般企業の現場教育を想定した本であるが、臨床実習教育の、そして臨床教育の泥臭い問題を放っておかず、しっかり向き合えるための手がかりに十分なり得ると考える。しかし、フィードバックする側にもそれなりの力量が必要なことは、覚悟しないといけない。

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