私の好きな、岩田健太郎先生が書かれた臨床教育に関する本ですが、タイトルに示す通り「主体性」に焦点を当てられています。作業療法の世界でも臨床教育指針が示されていますが、その一方、指針通りに行えば教育がうまくいくのか、という疑問も残ります。教える側も、もっと主体的に考える時期かもしれません。
- 作者: 岩田健太郎
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2012/03/01
- メディア: 単行本
- 購入: 2人 クリック: 145回
- この商品を含むブログ (3件) を見る
良し悪しは別として、医療組織って独特だと思っている。多くの専門職が、それぞれの職域や得意分野、考え方に違いがある中でチームと連携し、一人の患者さんの治療にあたる。しかし、組織的には専門職同士のつながりが強く、縦割り組織と横断的チームが複雑に絡み合う。そして、患者さんの治療や思いを優先する場合は、時として組織のルールを破ることもいとわない。いい部分でもあるが、組織としての機能不全に陥るリスクも高い。そんな組織傾向を概念化するための、いい本を見つけました。
アドレナリンジャンキー プロジェクトの現在と未来を映す86パターン
ついに来ました、あこがれの雲ノ平。今回は泊まらず、スルーするだけでしたが、それでもこの景色を堪能するには十分でした。次来た時は、絶対泊まりたい。
薬師沢小屋から雲ノ平までは、ゴロゴロした岩の登りをひらすら進む、単調なものでした。重い荷物をかつぎ、何度も休憩しながら登っている時、「1日目に行かなくて良かった」とつくづく思いました。