折立~薬師岳~雲ノ平~三俣山荘~新穂高温泉の縦走(その4)薬師沢小屋~雲ノ平

薬師沢小屋から雲ノ平までは、ゴロゴロした岩の登りをひらすら進む、単調なものでした。重い荷物をかつぎ、何度も休憩しながら登っている時、「1日目に行かなくて良かった」とつくづく思いました。
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薬師沢小屋の前には、黒部源流を渡る吊橋がかかっていましたがかなり怖く、へっぴり腰で恐る恐る渡り切りました。
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いったん沢に降ります。直進すると高天原方面ですが、雲ノ平方面はすぐ右側に取り付きます。
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右側に滝があります。滝好きとしてはゆっくり眺めたい所ではありますが、今日はかなりの長丁場のため、先を急ぎます。
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ここから雲ノ平方面へ登ります。「直登」の文字が、心に響きます。
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早速、結構な長さのハシゴが出てきて、先が思いやられます。
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この登りの大部分は、このような丸い岩のゴロゴロした登りです。しかも結構な斜面。
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歩いては休み、歩いては休み、の繰り返し。急がないと、と思うのですが、ペースが上がりません。
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ハシゴも、至る所で出てきます。バックパックの重さで後ろにバランス崩さないよう、注意して登ります。
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2時間ほどの長い登りでしたが、ようやく平坦になり、木道が現れました。
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またゴロゴロ岩が出てきますが、さほど急ではありません。
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そして急に、アラスカ庭園が現れました。ようやく雲ノ平のエリアに入りました。
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ほんと、きつい登りでした。登った高さは550mほどですが、精神的にはかなりつらい登りだったので、北アルプス3大急登に加えてほしいほどでした。でも、北アルプス3大急登のどれも、登ったことないんですけどね。