折立~薬師岳~雲ノ平~三俣山荘~新穂高温泉の縦走(その6)黒部源流~三俣山荘
雲ノ平を後にして、次は鷲羽岳へ向かう予定だったんですが、道を間違え黒部源流の方向へ行ってしまいました。結果的には三俣山荘に早くついたし、黒部源流周辺の紅葉を見ることができたので良かったのですが。ちゃんと分岐では地図見ないとダメですね。
祖父岳周辺の水平道を進みます。
そして、祖父岳山頂方面への分岐です。直進方向に三俣山荘方面と書かれていたので、何の迷いもなく直進しましたが、鷲羽岳に行くには、祖父岳方面に行かないといけませんでした。
黒部五郎岳がよく見える。今回のコースは、山頂に登るというより、山容を堪能できるコースだ。
広い河原を下る。奥に見えるのは、三俣蓮華岳か。
黒部源流に向かって、険しい斜面をどんどん下ります。この時は気が付かなかったけど、木々が色づいており、なかなかの景色。右上方に、三俣山荘が見えている。
ようやく黒部源流に降り立つと、今回の山行で最大の難関が。ロープ1本渡してあるだけで、これを持って岩を渡って渡渉しろということか。写真では小さく見えますが、結構な幅、流れの沢ですし、かなり躊躇しました。少し上流に行ってみましたが、渡渉できそうな所はなし。仕方なく、思い切って渡渉しましたが、特に難なく渡れました。
渡った先の分岐に標識が。黒部源流に沿って登ると岩苔乗越に行ける。でも、もう鷲羽岳に行く気力はない。あと40分ほどで三俣山荘に到着できそうなので、そちらに進みます。
少し登り、黒部源流上流方面を望むと、見事な紅葉です。道間違えたけど、来て良かった。
沢に沿って、どんどん進みます。
遠くから見てた印象よりは、ゆるやかな登りです。雲ノ平手前の急登の方が、よっぽどしんどかった。
15時すぎ、予定より早く三俣山荘に到着。「あと2時間歩いたら、双六小屋に行けるかも」と思いましたが、ポツポツ雨が降ってきており、本降りになる前にテント設営したかったので、ここのテント場に泊まることに。
テント設営すると、雨もあってかだいぶん暗くなってきました。正面には、登り損ねた鷲羽岳が。
ロングコースの2日目が終了。でも、3日目もロングコース。歩ききれるか。