南アルプス 甲斐駒ケ岳・仙丈ケ岳(その2)仙水峠~甲斐駒ケ岳
仙水峠までは準備運動程度。これから駒津峰を経由して山頂へ向かいますが、次第に険しい道となっていきます。最後は巻き道を通りましたが、巻き道でもこの険しさ。足場は悪くありませんが、高度感があり、結構怖かったです。
仙水峠から駒津峰までは急登が続きますが、さほど難しい道でもありません。薬師峠から雲ノ平までの急登を思い出しますが、難しくないけど単調な登るりがひたすら続きます。そしてようやく駒津峰の山頂が見えてきました。
駒津峰に到着。標高2,740mです。山頂は結構広く、ここで十分な休憩を取りました。甲斐駒ケ岳はこの駒津峰をと2山ピークがあるような山容で、本当に険しいのは甲斐駒ケ岳のピーク側にはいる、ここからと思います。
最初はアップダウンが続きますが、今までより一段階、道が険しくなります。山頂はガスで覆われており、望むことができません。夕方は雨予報なので、ペースを落とすわけにもいかず、ひたすら進みます。
コル近くの巨岩群のある箇所に到着。ここが六万石あたりか。
最後の登り。直登と巻き道が分かれていますが、友人の一人だけ直登で進み、私たちは巻き道を進みます。山頂で合流しましたが、直登はやばいくらい険しかったようです。ヘルメット推奨ということですが、ヘルメット必須と思ったほうがいいです。
巻き道と言えども、大部分は巨岩からなる斜面につけられた、つづら折りの道で、それなりに高度感あります。砂になっている斜面もあり、滑らないよう、注意が必要です。
身持ちのいい道ではありますが、最後の登りはきつい。
あと少し。
ようやく到着。山頂です。
山頂は結構な人でした。展望がなく、みんな雲が晴れるのを待っているようでした。
時々しか雲は晴れませんが、わずかに開けた時は、こんな展望が望めました。
甲斐駒ケ岳、正直きつかったです。その時は、2度登ることはないと思ってましたが、こうやって記録を書いていると、もう一度登ってみたいなあ、とも思います。