六甲全山縦走大会時、極楽茶屋跡から一軒茶屋までの間、本来の縦走路でなく車道を歩く人がほとんどだった。その時は、車道のほうが早いのかと思い歩きましたが、ログを分析してどのルートが一番効率良さそうか調べてみました。
極楽茶屋跡から一軒茶屋までの間、六甲最高峰も含め8つの小ピークを越えます。そのピークを含めた車道間のタイムを表にしました。
順番 | 登山道 | 車道 | 備考 |
---|---|---|---|
1 | 3:01 | 2:36 | |
2 | 3:00 | 2:50 | |
3 | 5:31 | 3:06 | |
4 | 4:00 | 2:45 | 西おたふく山への分岐あり |
5 | 3:30 | 4:10 | |
6 | 2:30 | 3:15 | |
7 | 2:00 | 2:30 | |
8 | 6:30 | 5:07 | 六甲最高峰への分岐あり |
合計タイム | 30:02 | 26:19 |
※順番は、極楽茶屋から数える
※登山道は2016年春の縦走時、車道は2015年縦走大会時の、GPSログからのタイム
※車道を渡らないが車道前に出るものもカウントしている
車道を通った時のGPSログは5秒ごとに記録していたのに対し、登山道側は30秒ごとのため比較しにくいが、おおまかな傾向は見ることができる。まず全体では、車道を通ったほうが4分近く短縮になっている。ピークごとに見ると、明らかに車道が早いのが、2番目、西おたふく山分岐のある3番目、最高峰のある8番目となる。一方、登山道が早いのは、5~7番目となるが、いずれも30秒程度なので、明らかに早いというほどではない。1~2番目は車道の方が早いが誤算の範囲と思われる。
上記より、タイムを短くするには以下のようにするのが望ましい。
- どちらか決めて通るなら、車道側が早い
- 一番効率良く歩くなら、4番目(車道にも西おたふく山分岐へ向かう作業道あり)までは車道、それを越えてから登山道、最後の8番目(最高峰あり)は車道、とすれば車道のみよりさらに2分短縮できる。