荒地山・田辺谷東尾根から六甲最高峰へのハイキング(その2)荒地山

奥高座滝を後にし、荒地山に向かいます。今回は迷うことなくキャッスルウォール、ブラックフェースまで到達し、出だしは順調でした。しかし、新七右衛門嵓をくぐり抜ける際、岩の隙間からバックパック落下させてしまい、回収後にまさかの新七右衛門嵓二度くぐりとなりました。落とさないよう、気をつけましょう。
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奥高座滝を見た後は、ちゃんと分岐点まで戻り、キャッスルウォールと書かれた方向に進みました。しかし、少し歩いただけで奥にキャッスルウォールが見えてきました。分岐から距離にして50mくらいか。すぐだったんですね。
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ついにキャッスルウォールが目の前に。でも、高さは想像通りだったんですが横幅が思ったほどではなく、10mくらいでしょうか。細長い岩場です。そして誰も取り付いていませんでした。
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これは左側から見た写真。こっちからは割れ目のようなくぼみが何カ所かあり、そっから登れなくもなさそう。怖くて登りませんが。
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先行者が岩のくぼみを登ってますが、私はさらに左側の巻き道を進みます。
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巻き道でも、一気にキャッスルウォールまでの高さを登るのでなかなかの角度ですが、岩梯子と比べれば何でもない。多少手を使って登る必要はありますが、怖いと感じる場所はなかったです。
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そして荒地山の登山道に合流。合流して左手を見ると、ボルダー群がすぐ近くに見えます。
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荒地山の登山道をちょっと進み、道が岩場に変わるちょっと手前に、ブラックフェースに下りる枝道があります。
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少し下っていくと、ブラックフェースに到着。こちらは想像通りの大きさ、幅でした。キャッスルウォールを比べると、ひと回り大きいですね。ちょうど、クライミングの講習会をされてました。
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登山道に戻り、岩梯子を登ります。ここは体がのけぞるくらいの角度なので、しっかり岩をホールドします。
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そして、新七右衛門嵓。バックパックを奥のスペースに置いて登ろうとしましたが、岩の隙間からまさかのバックパック落下。ショック・・・
手を伸ばして見るが届かず。仕方ないのでそこまで滑り降りて回収するが、今後はそこから登ることができず。結局回り道をして、もう一度新七右衛門嵓をくぐることに。今度はバックパックから手を離さないように、慎重に進みました。
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テーブルロックで休憩しようと思ったが、先客がいたのでスルー。人の多い週末は、なかなか空いてないですね。
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仕方ないので、岩小屋すぐ横の岩で休憩。風の強い日でしたが、ここは風が当たらず、日に当たりながらのんびり休憩しました。
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そして荒地山山頂。
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荒地山は、来るたびにいろんなことがある。トラブルもあったり迷ったりしやすいが、それでもまた来たくなる、不思議な魅力の山ですね。