大池地獄谷から記念碑台へのハイキング(その2)地獄谷

神鉄大池駅から取り付きまでの道がややこしく、地獄谷に入る前は「もう、この道来ないかも」って思ってました。でも、いったん地獄谷に入ると、次々に現れる大小の滝に魅了されてしまい、見とれているうちに登り切り、大満足の谷道でした。しかしその一方で何度も滑りそうになり、「こりゃ、下りは無理だし、ガイドブックの注意書き通り、凍結する冬場はかなり危険だな」とも思いました。そして水量が多い時期も道が水没してしまい、通れない。ちょうどいい時期に通りました。
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さて、西尾根と地獄谷の分岐からです。西尾根はルートファインディングが必要で、熟練者向きと書かれていましたが、地獄谷もそれなりに必要でした。地獄谷は執拗に標識が出て来るので、注意していたら外れることはないですが、それでも道が分からない部分は多々あります。
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谷道に入ると、早速小さな滝がお目見えです。高さはないものの下流は水量が多く、見応えあります。
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沢のすぐそばを進む部分もかなりありました。岩が濡れているので、気を付けていてもよく滑りました。
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結構しっかりした滝が出てきました。船坂谷で見た、川上ノ滝にそっくり。
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さっきの滝を上から眺めています。沢のすぐそばを歩く道なので、いろんな方向から滝が見れるのも、この道のいいところ。
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水晶川第4砂防ダムを越えます。初めて通る道では、ダムが位置確認のための重要な手掛かりとなります。
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ダムを超えると・・・きたない!!
つい先日まで水没していたようなきたない道で、かつ、どぶ臭いです。
ここが水浸しだったら、登るのをあきらめましょう。
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きたない箇所はすぐ終わり、再びきれいな沢沿いに進みます。
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沢を渡る部分も、何度となく出てきます。
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おっと、大きな滝が出てきた。「地獄大滝」と書かれた看板がかすかに見える。
滝の下に下りれそうだが、そのまま進むことにする。
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またまた、滝の上から見下ろしてみる。
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ここは、ロープを使って崖沿いに進んでいく。何だかアスレチックみたいで楽しい。
次にどんな風景が出てくるかが楽しみで、登ることを意識せず、吸い込まれるように進んでいました。
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小さいながらも、滝壺がいくつもありました。通る人も少なく、滝を独り占め状態です。
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ここも滝のすぐ横を登ります。涼しくて、気持ちいい。
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ここまで来ると、めんどくさくて写真撮ってない滝も結構あります。何個あったんだろう?
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やっと沢から少し離れ、山腹道を通ります。
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もうかなり上流で、滝の水量がしょぼくなってます。
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ここは直進でなく、左へ曲がります。標識の矢印が、笹で見えなくなっている。
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今までで一番高さのある滝だが、ここも水量がしょぼくて迫力に欠ける。
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渡る沢も、水たまり程度。
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そしてノースロードに合流。
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沢沿いの登山道と言えば、「逢山峡」のほうが有名と思います。この後、比較のため逢山峡も行ってみましたが、登山道(作業用の林道です)と沢がまあまあ離れており、沢を間近で感じれるのは、大池地獄谷のほうが上です。飽きることのない景色の変化を十分楽しめますよ。