大池地獄谷から記念碑台へのハイキング(その1)神鉄大池駅→地獄谷取り付き
異様に雨が多くひんやりとした4月でしたが、ゴールデンウィークに入るとさすがに暑くなってきました。冬場はほとんど足を踏み入れなかった北六甲エリアですが、これから夏にかけては北六甲の季節でしょう。早速登ってきました。
最初に選んだのは神鉄大池駅より地獄谷を登るルートです。ガイドブックには、大池から登山口までの住宅地が大変と書かれていましたが、案の定迷いました。おかげで、今回登る予定のなかった石楠花谷の登山口を確認することができました。
神鉄大池駅を下車。神鉄エリアは遠いイメージを持っていますが、電車の乗継が意外とよく、自宅から1時間ちょっとで到着しました。意外といっちゃ失礼ですが、お店なども比較的あり、北側の有馬街道に出たらすぐコンビニがあります。まずは南側(写真右上方向)の道を進みます。
歩いてすぐにミニコープがあります。食料・飲み物等はここで購入しても良さそう。
だいたい道なりに進みますが、分かりにくい分岐点には標識が出ています。出てない所もあったので、迷ったんですが・・・
しばらく道なりに歩くと、三差路に出ました。右に行くと地獄谷はいいとして、左に行くと大池駅?こっちからも行けるのか。
信号のある大きな交差点に出ました。まあ、道なりでいいかと思い、直進しましたが、これが間違いのもとでした。後で地図を確認すると、左に曲がり車道沿いに進むのが正解だったようです。これは標識なかったら分からないなあ。
地図にこんな三差路ないので、間違っていることに気づきました。とりあえず、左に進んで様子を見ることに。写真左橋に見えているのが大池小学校で、登山道より西側を歩いていることが分かりました。
小学校裏に小さな道があります。行き止まりになりそうな雰囲気もありましたが、進むことに。
広場に出ました。ゴルフの練習をしているおっちゃんがいまして、登山道までの道を教えてくれました。このまま進むと大丈夫のようです。
舗装道に出ました。右側の林の奥にテニスコートが見えます。さっきのおっちゃんが、「テニスコート越えた所の道をまっすぐ進むと、石楠花谷に行くよ」と言ってたので、ここが石楠花谷の登山口か。
正面にあった標識を見ると、やっぱりそうだ。「左に進み、神港のグラウンドを超えると、地獄谷に行ける」と言ってたので、左に進みます。
大きな道路に出ました。おそらく、さっき直進した信号の交差点を左に行くと、ここに出るはず。右側に地図らしきものが。
おお、これは分かりやすい。地獄谷東尾根の登山道は、山と高原地図、神戸市の縦走マップとも載ってないんです。石楠花谷は、山と高原地図のみに書かれており、「登山口は、テニスコート駐車場左から下る」との注意書きまである。今回迷ったおかげで、ここを確認できたのは良かった。まずは車道に沿って進みます。
やっと地獄谷の標識が出てきた。右の道を下ります。
標識通り、階段を下りますが・・・
なんじゃやこりゃ?これが道なん?
フェンスの下をくぐって進んでも、グラウンドみたいな所に出てしまう。手前左のフェンスは、有刺鉄線があるので進む所ではなさそう。
おそらく、左のコンクリ部分と、その奥のフェンス部分の間が登山道なんでしょう。なんでフェンスが傾いているのか不明ですが、隙間が狭く通れないので、コンクリートの上に登って進みました。
少し進むと、ちゃんと道になっています。ここはこれで正解でしょう。
やっと登山道らしくなってきた。分岐がありますが、前方よりハイカーが下りてきたので、こちらに進みます。
沢を渡ります。あちこちに沢が暴れた跡がありますが、登山道は比較的整っています。
この道はとにかく標識や地図が良く出てくる。今回は地獄谷西尾根も通る候補になっていたが、これを見て地獄谷を通ることに決定した。一人登山なので、リスク回避のためにも、初めて通りエリアは無難な道を通りたい。
蒸し暑い日だったが、ひんやりとしていて身持ちよく、汗もあまりかかなかった。やっぱり暑い時期は北六甲がいい。
分岐が出てくるが、すぐに合流するのでどちらを通っても大丈夫。
どうもここが地獄谷と西尾根との分岐らしい。
写真左は進んだ道なので、地獄谷は間違いない。地図からすると、写真上方向は西尾根のはずだが、標識には何も書かれていない。
この地獄谷取り付きまで、迷いながら40分もかかってしまいました。正直、「この道はもう通りたくないなあ」と思っていたのですが、この先の、地獄谷のすばらしさに魅了されてしまい、またここを通るでしょう。それくらい、地獄谷の谷道は素晴らしかったです。今度は迷わないので、ここまで30分あれば来れるでしょう。