鈴蘭台駅から菊水山へのハイキング(その1)北面登山道→菊水山頂

一人六甲全山縦走より1週間が経ちました。よく最後まで歩ききったと思いますが、しばらくはあんな大変なハイキングはしたくないです。今日は歯医者の後の少ない時間ではありましたが、鈴蘭台から菊水山への登山道を歩きました。菊水山は、縦走路ではきつい登りのイメージですが、北側登山道はとってもゆるやかで、しかも谷川沿いの雰囲気の良い道でした。
そして偶然、「かくれ展望台」を見つけちゃいました。写真の階段を登りきるとその展望台ですが、広くはないものの展望が良く、特に東側の鍋蓋山、摩耶山などの六甲山系がとってもよく見えます。ここ来たら、電波塔のある菊水山頂はスルーしてもいいくらい、すばらしいかくれ展望台でしたよ!
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歯医者のある湊川公園より神戸電鉄使えば10分ほどで鈴蘭台駅につきます。甲南チケットの右側の道路に入り、線路に沿って南へ進みます。
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500mほど進むと道路が線路から離れ、川沿いに伸びているので、道なりに進みます。
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また線路の近くに戻りますが、これは神鉄の本線でなく、車庫です。
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登山道入るまで、ちょっと分かりにくいんですよね。写真の場所では、矢印の道を進みます。
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NTTの管理道の入口です。通ってはいけない雰囲気たっぷりですが、ちゃんと登山口の標識あります。
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もう1つのゲートを越えます。鉄柱の間をすり抜けますが狭いため、バックパックをはずさないと通れません。
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2つのゲートを超えるとすぐに、登山口が見えて来ます。
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登山道の前半は沢沿いですが、とても整備されていて歩きやすく、しかもそれほどきつい登りもありません。北側斜面のためか、あちこちに苔が生えており、森の雰囲気たっぷりです。
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いったんNTTの管理道に出ますが、また登山道に戻ります。何ていう花はか知りませんが、あちこちに咲いてました。
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これが前半で一番きつい階段です。見えてるほどの階段しかなく、息が切れるほどではありません。
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途中にトイレがありました。登山会の方が管理されているのですね。縦走路で「300m行くとトイレ」などと書かれているのは、このトイレのこと。
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実は少し道を間違えたんですよね。ここ登り切ったら山頂だと思ったのですが・・・
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こんな所に出ました。「あれっ、ここどこだ?」とは思いましたが、ここ、ベンチが1つあるだけで広くないのですが、展望が素晴らしく良い。
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東側の展望はこの通りで、縦走で通る山々がよく見えます。
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いつもは山頂に来てもろくろく休憩を取りませんが、ここはあまりに展望が良く、買ってきたパン・コーヒーをいただきながら、20分くらいゆっくり展望を楽しみました。登山道では結構登山者とすれ違いましたが、ここには人が来ることがなく、プライベート展望台となってました。いや~、ここは良かった。
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菊水山頂に到着。かくれ展望での休憩時間を差し引くと、40分くらいで着きました。ここは広いんだけど、展望はさっきの所のほうが良かった。
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東側の六甲山系を望むが、いろんなものがじゃまになり、見えにくい。
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ということで、山頂までは特に山場もなく、楽な登山道でした。しかしながら、北側斜面なので登山道では市街地は見えず、山頂に来ると初めて展望が開けて市街地が見え、それなりに達成感はありました。今回は何よりも、「かくれ展望台」を発見したのが大きな収穫でした。写真も撮りましたが、この見応えのある風景は、ここに来ないと感じれないですね。どれだけ見ててもあきない、このすばらしい展望の場所を、是非探してみて下さい。

2016/6/29追記
隠れ展望台の場所について質問がありましたので、場所を紹介します。菊水山頂より縦走路に従い東(鍋蓋山方面)へ5分ほど進むと、左側分岐の場所に「鈴蘭台2.0km・300mトイレ有り」の標識があります。そこから10mほど後退(西側へ進む)すると、南側への分岐があります。その分岐を少し進むと、隠れ展望台に到着します。
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