六甲山の通行止め状況(2015年3月時点)
2014年8月の台風11号の影響はまだ残っており、アイスロード、紅葉谷道はまだ通行止めです。特に紅葉谷道は、登山道の入口に何重もの通行止め看板が立てられており、かなり危険な状態なんだろうと思います。そして2015年1月に新たな土砂崩れが発生したようで、復旧の見通しは全く立っていません。紅葉谷道は滝が多く、一度は通ってみたい登山道なので、残念でなりません。
台風11号による通行規制について
紅葉谷道、アイスロード以外にも、通れるものの台風の影響はまだ残っている箇所があります。まず魚屋路ですが、台風後早期に開通したののの、通ってみると台風の爪痕を結構残していました。写真は去年9月のものですが、道の中央が谷のようにえぐれています。場所によっては川になっている所もありました。
これは今年3月に通った魚屋道の様子。えぐれた部分はすっかり修復され、左側に水路を作って水を逃しています。
ここは最も大きな崩落があった場所。写真が去年9月のもの。
こちらは今年3月のもの。崩れが強くなっており、道がさらに狭くなっている気がします。このすぐ下の道は、崩れた部分を避けて迂回路ができてました。
そして、紅葉谷道への入口は、現在も厳重に閉ざされています。
これは去年12月に撮影した、六甲最高峰より東側の縦走路。後鉢巻山への登山道が通行止めとなっており、車道のトンネルをくぐります。今年1月末にも通りましたが、通行止め継続されていました。
縦走路をさらに西に行った所。迂回路がまた、厳しい斜面です。
今年1月の、前が辻からのアイスロード入口。ここもまだ通行止めです。
写真にはありませんが、トエンティクロスも大きな崩落個所があり、迂回路ができています。また、再度公園周辺にも写真のような崩落があり、危険(?)な状態です。
また、芦屋方面から有馬温泉に抜ける阪急バスについても、通行止めの影響で奥池までしか行けません。このバスは、六甲最高峰からエスケープする際に便利なので、早く復旧してもらいたいものです。
阪急バス:阪神芦屋
【2015.5.3追記】
以下のブログ記事に、2015年2月に紅葉谷道を調査された様子が掲載されています。崩落個所が多かなり荒れているが、復旧作業は行っている様子で、少なくとも閉鎖される方向ではない。ほっとした。
台風11号の爪痕 その後の紅葉谷道+裏六甲氷瀑具合
【2015.7.19追記】
2015年7月の台風11号による大雨のため、現時点では市ヶ原にかかる橋、山田道の橋が流出した模様です。それ以外での被害状況は未確認ですが、数日は崩落などの危険性が高いと思われますので、特に谷道は避けた方がいいかと思います。
http://www.city.kobe.lg.jp/life/town/road/tsukodome.html