五助山から石切道へのハイキング(その2)五助山
尾根に取り付いた後は、展望の少ない尾根をひたすら登る単調な道でした。しかし今回は地図読みしながら歩いたので、斜面の緩急や方向の変化、特徴的な地形などが発見でき、意外に楽しい山登りになりました。地図と状況確認で現在位置が分かるのは、面白いです。
まずは尾根の小ピークを越えながら、五助山を目指します。小ピークごとに一応写真を撮ったのですが、どこがどこだかさっぱり分からず。たぶんこれは、最初の小ピーク。
ここで先日の氷瀑めぐりで使った、チェーンスパイクを装着。今回のような、斜面のきつい尾根道で使えるかと思いましたが、予想以上に役に立ちます。全然滑りません。トレッキングポールが持てない時も、ザックに入れておけばかなり助かります。
急になったり、ゆるやかになったりしますが、地形図を見ると結構予想できます。しかし現在位置の特定はかなり難しい。
この道は、縦走路に至るまで区の境界が走っており、何度も右下の境界石が出てくる。道が合っているかは、この境界石ですぐに分かります。
展望良くないのですが、歩きやすい尾根道です。
五助山に到着。取り付きから約40分です。展望ありませんが、山頂らしい雰囲気はあります。
どんどん進みます。
ここ、登山道はずれたすぐ東に小ピークがあるという、最も特徴的な地形をしている箇所です。こういう位置特定できる場所を、地図からもっと読み取らないと。せっかくなので東の小ピークを撮りましたが、全然分からない・・
ここからは、険しいアップダウンがいくつかあります。
五助山道唯一のロープ場ですが、使わなくても登れます。
終盤は岩場が多い。
最後は少しなだらかになり、縦走路に合流。
道が分かるか不安だった五助山道ですが、無事に通り抜けられました。やっぱ、地図は読めた方がいい。