甲山・ガベノ城から荒地山へのハイキング(その3)ガベノ城
北山公園周辺で散々迷った上、ガベノ城登山口を探すのも苦戦し、最初はテンション下がりまくりでした。しかしこのガベノ城の登山道は、アクセスの悪さを差し引いても登る価値のある、気持ちのいい場所でした。展望もすばらしいのですが、山頂手前にある石垣が、謎めいたガベノ城らしくて良かったです。
北山公園を通り抜ける際に位置を間違え、自分の位置が分からずバス道を行ったり来たりしました。そしてやっとのことで登山口のある剣谷町への道に到着。
住宅街でもちょっと迷い、やっとのことで登山口に到着です。この時点ではテンション下がりまくりです。
しかし、いったん登山道に入ると、マイナールートとは思えないくらいしっかりした道です。須磨アルプスを思わせるような露岩帯が多くあります。
ちょっと登るだけでこの景色です。この登山道は遮るものが少ないため、展望を楽しみながら進めます。
シダが生い茂る、独特の雰囲気。
地元の人がよく通るのでしょうか。踏み跡はかなり明瞭で迷う所はありません。
山頂近くなると、謎の石垣が出現します。ガベノ城と言うんだから、山城があったのかな?と思ってましたが、後でネットを調べても、山城があったのか、石垣がどのような目的で作られたのか、全く不明のようです。このミステリー感がさらにいい。
石垣が何段にも重なっています。
ここから、山頂に向かう分岐へ進みます。
間もなく山頂です。多少の木がありますが、展望はよく開けています。広い山頂ではありませんが、数人が休憩する程度のスペースはあります。
標高は483m。山頂はもちろん、登山道でも誰にも会いませんでした。
山頂を後に、ごろごろ岳方面へ向かいます。
また展望が開けた箇所がありました。この道は、本当に展望が良い。
ゴロゴロ岳へ向かう分岐に到着。
名前に魅せられたガベノ城でしたが、名前以上に素晴らしく、ミステリーな山でした。今度は逆から通ってみたいな。