新神戸→摩耶山→六甲最高峰→宝塚のハイキング

 年末年始の出勤日はありますが、平日の仕事は昨日で終わりました。最近はなかなかブログをアップできていませんでしたので、遅くなりましたが12月3日の誕生日休暇に行った登山の写真をアップします。これで六甲全山縦走路は3回に分けてですが走破しました。この後半部分が本当の六甲山と楽しみにしていましたが、六甲山の頂上部周囲は道路も整備されており、ホテルやら別荘やらゴルフ場やらで、山の中というよりはリゾート地を散歩しているようでした。ヘッドランプを持っていなかったので、後半は日没前にゴールするため、必死で歩きました。
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前回は市ヶ原で終わったので、新神戸からそこまで登ることにしました。新神戸ロープウェイで登っても良かったのですが、出発時点で始発がまだでした。
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新神戸から布引の滝、布引貯水池を通っていきまました。この道はそれなりに見所がたくさんあるのですが、先が長いので省略します。この新神戸から市ヶ原の登山道は、新幹線の駅から登山口が出ており、しかも一番近い滝まで5分で行ける近さもあり、ちょっとしたハイキングにはおすすめコースです。そして市ヶ原に到着し、パンとコーヒーで一服です。
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市ヶ原から縦走路に乗り、まずは摩耶山へ向かいます。ここから上り坂が始まります。
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摩耶山は約700mあり、縦走路前半の山よりは高くなりますが、それほど急斜面でない上に登りと平坦な道が交互に出てくるので、実際の高さほどつらさは感じませんでした。
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摩耶山の登りに差し掛かり今までと大きく変わったところは、南側にも比較的高い山があるため街の景色が全く見えず、山中の雰囲気たっぷりとなったところです。摩耶山の登山道としては、青谷道、上野道などいくつかありますが、いずれも南から登る道のため、後ろを振り返ると街はよく見えるんですよね。登山の雰囲気を味わいたいなら、絶対こちらのコースがおすすめです。
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ちょっと登ると道がなだらかになります。
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そして少し下ります。この登山道は、新神戸ロープウェイで布引ハーブ園駅まで行き、そこから歩いてもいけるはずです。
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だいぶん登りました。神戸の市街地は見えませんが、明石海峡大橋は少し見えます。
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このあたりは稲妻坂あたり。つづら折の登りですが、名前ほど大変ではありません。
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学校林道との合流点。
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そしてこの辺りから天狗道。岩場の登りが増えてきた。
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登山道の南側に大きな岩があり、展望が良さそうなので、行ってみる。
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山の向こうから、ようやく神戸の市街地が見えるようになってきた。もうすぐ山頂か。
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さらに険しい岩場が続きますが、しっかりした岩場のため、歩きにくさはさほど感じない。
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きれいな石階段が出てきた。いよいよ山頂か。
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この辺り山頂のはずなんだけどな・・・
電波塔などの建物あるんだけど、どこに山頂あるか分からない。よく調べると、建物の東側らしいので行ってみる。
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摩耶山頂の標識あったけど、展望もないし、人もいないし・・・
登った到達感感じないんだけど、摩耶山ってこんな所なの?
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後から知りましたが、摩耶山の展望は、「掬星台」ってところなんですね。山頂から少し歩くと、ありました。ここは、広い~
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大阪方面を見るが、たしかにすごい展望!
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西側も、ポーアイよりちょっと西側までしか見れませんが、なかなかの展望。やっと達成感が出てきました。しかし、今回の目的地は宝塚なので、ここでのんびりできません。先を急ぐことにしました。
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ここからは、あまり楽しくない、道路沿いの道。
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水たまりは凍っています。ただ、多少寒いものの風はあまりなく、ミッドレイヤーの上はソフトシェルのみでも十分で、ダウンは着用せずです。
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青少年自然の家あたり。
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やっとここから登山道に入ります。
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道はかなりきれいです。
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ダイヤモンドポイントって所があるらしいですが、今回は場所分からずです。
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この辺りから別荘地らしき場所を通ります。登山道って感じじゃなく、リゾート地の道路って感じで、六甲山らしいと言えばそうだんだけど、歩いてる楽しさはあまりない。
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道路に出ました。丁字ヶ辻か?1か月近く前なので、記憶あいまいです。
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道路沿いには、いくつか店があります。
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六甲縦走路では、山上での唯一の商店である、「藤原酒店」です。でも、閉まってる・・
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六甲山ホテル。
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六甲山ガイドハウス。
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車道から外れ、右の道に進みます。
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日本で最初のゴルフ場である、「六甲山ゴルフクラブ」を通過。こういう通り道なんだ。
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石切道との合流点。
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六甲ガーデンテラスへ到着。このすぐ北川に、有馬ロープウェイの駅があり、有馬温泉へ行ける。ここから西にはバスが走っていない様子。ここから宝塚までの道は、エスケープルートをちゃんと調べていく必要がある。
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ガーデンテラスの駐車場奥に、縦走路の続きがある。
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雲行きがあやしくなってきた。雨が降りそうになれば、早めにエスケープしないといけないので、ここから先は雲の様子を観察しながら進みました。
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この先の目標はいよいよ六甲最高峰なんですが、途中で何度も車道を横切ることになります。そのたびに「ここを登れば山頂か」と思い、何度も裏切られました。意外とここからは長いです。
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単調な繰り返しは省略し、頂上です。登山開始からここまで約5時間。午後1時50分です。目標時間クリアーしたので、宝塚に向かうことにします。
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早速、通行止めの道があり、車道のトンネルを通ることに。8月の台風被害の爪痕はまだ残っており、紅葉谷道など、いまだに通行止めの登山道もありますう。
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車道をしばらく進むと、登山道の入口が見えました。
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日没まであと3時間。12kmはぎりぎりだな。
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ここからは、延々と下り道ですが、道が結構悪い。六甲縦走の時は、この下りを日が暮れてから通ることになるが、こんなんヘッドライトだけで通るの?と言いたくなります。
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また土砂崩れで、左側を通っていきます。
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最後のエスケープポイントである「船坂峠」。ここはちゃんと覚えておかないと。
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森の雰囲気が変わり、杉が多くなりました。
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太平山の近く。舗装道を少し歩き、ふたたび登山道に入る。
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急な下り階段を下りると車道に出る。この道はバスは通ってないようで、エスケープできない。
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日が間もなく、山に隠れてしまう。急ごう。
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再びきつい下り坂。下見なしで六甲縦走した場合、このあたりを夜間に通るとしたら、つらいだろう。
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おっ、階段がきれいになってきた。もうすぐ塩尾寺か。
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ついに塩尾寺に到着。これで登山道は終わったはず。あとは舗装道だけだ。
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もう少しと思っていたが、この舗装道の下りがかなりきつかった。六甲山の登山を何度か経験すると分かるが、登山道よりもその近くの舗装道のほうが急勾配であることが結構ある。この下り、下手すると膝を痛めたり転倒するほどきつい。
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おお~、宝塚がついに見えてきた。
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市街地に入るとあと少しですが、この勾配もなかなかきつかった。まだ油断できない。写真は明るく写っているが、かなり暗くなっている。
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宝塚温泉に到着。この奥の橋を渡れば、緩急・JR宝塚駅となる。
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ということで、縦走路の後半を約8時間で一気に歩きました。正直な意見としては、摩耶山以降は、山登りの楽しさはいまいちだったのですが、宝塚まで来た達成感は十分です。
縦走経験者は、「日が暮れてから下りを歩くのがいやなので、昼食も歩きながらあ食べ、無休憩で行きました」って言ってましたが、その気持ちはよく分かりました。でも、日暮れ前にゴールしようと思ってら、今日よりもペースをさらに上げないといけない。う~ん、どうしようか。