船坂谷から清水谷へのハイキング(その2)船坂谷中盤
船坂谷と言えば川上ノ滝。谷で唯一の滝ですし、見事ではありますが、自分的にはV字谷の部分をハイライトとして押したいです。こういうV字谷って、六甲の中では珍しいですよね。
川上ノ滝です。10mほどの滝ですが、形がきれいですね。滝前のスペースも比較的あり、コーヒー飲んだりと40分以上ここでのんびりしました。
滝の落ち口です。滝のすぐ後ろには堰堤があり、そこが写らないよう気を付けて撮影。
右から撮影。結局、正面からが一番バランスいい写真でした。
滝右にある巻き道より、奥にある堰堤もまとめて越えます。
そして再び谷に戻ると・・荒れ荒れです。
荒れた谷を少し進むと、沢の分岐があります。左のほうが水量多いですが、進めそうな雰囲気があまりしない。前回は右のV字になっている沢を進んだので、今回も右に進みます。
岩がV字状になっており、その底部分に水が流れています。濡れてない所を歩けば大丈夫ですが斜面ですので、滑らないよう注意して登ります。実は、船坂谷で一番のお気に入りはこのV字谷の部分。道なき道を進んでいる感じがして、なかなか楽しい。
少し登って、振り返って下方を撮影。まさに谷です。
岩のエリアを越えると、赤テープは沢を離れ左の方向を示しています。しかし無視して、もうちょっと沢を進んでみました。案の定、倒木に道を阻まれ引き返すことに。V字谷以降は道が不明瞭になるので、赤テープが便りです。
この赤テープ部分より谷を離れ、もう一つの左側の谷へ合流します。
2年前も赤テープが頼りでしたが、同じテープなんでしょう。かなり色あせています。
時々、こんなポスターが出てきますが、通報プレートの役割もあるよう。このポスターがあれば、道は間違ってないと思って良さそう。
滝は少ないですが、全体的にいい雰囲気です。
水もきれいです。
船坂谷は、川上ノ滝からV字谷までがハイライトです。そして、その先は道が不明瞭でルートファインディングが必要となります。こんな、不案内で冒険心をくすぐる所が、船坂谷のいい所です。