高取山を越えると目立った行列は減り、だんだん自分のペースで歩けるようになってきます。しかし、雨が降ったりやんだりを繰り返し、なかなか苦しめられました。気温が比較的高いのも困ったもので、レインウェア着っぱなしでは暑すぎて、ウェア調整が非常に難しかったです。結局何もせず着っぱなしでしたが、それが正解です。
高取山を越えると、丸山市街地です。ここは以前、デイケアの送迎で回った場所なので、土地勘ばっちりです。市街地と言えどもアップダウンが多く、苦しんでいる人が多くいました。ただ、追い抜きできる貴重な場所なので、ここはハイペースで通り抜けました。
そして鵯越駅に到着。駅前の商店では、おにぎりやら飲料やらいろいろ売ってました。
商店すぐ前が鵯越駅です。ここも休憩ポイントにしている人が多かったです。ここでも休憩取らず、どんどん抜いていきます。
最初は人もまばらでしたが、旧菊水山駅あたりに来ると、再び行例に。抜けそうば場所ではないので、流れに身を任せます。
菊水山手前の急登に入りました。こっからは止まらないが、のろのろペースなので、合せるしかありません。そしてこの階段途中より本格的に雨が降り出しました。
最初のチェックポイントの、菊水山に到着です。登山道が川みたいになっており、足元は大変な状況です。ここでリタイアした人も結構いるんじゃない?
濡れてて座れる場所もあまりないし、ぼんやり立っている人多数です。できるだけ荷物は軽くしたかったのですが、休憩用の折り畳み椅子は持参しました。こういう座れる場所がない時、折り畳み椅子は便利です。しかし、最後まで座って休憩しなかったので、使わずです・・・
菊水山でも休憩せず、進みます。こっからは不思議と人が減り、だらだら遅いペースで歩く人がほとんど消えました。集団で歩いていきますが、不思議と自分のペースに合う人ばかりで、いい意味で流れに身を任せられました。六甲縦走は長丁場であり、身体的以上に精神的な負担がかかりやすい。そういう時、自分の前にペースメーカーがいると何も考えなくて済み、メンタルの疲労度が少なくなる。
天王吊橋に到着。いいペースで人についていけたので、ここまで楽に来れました。
吊橋を越えると、鍋蓋山の急登が始まります。この登り口でも休憩する人が多かった。
鍋蓋も、周りと自分のペースが合ってたので、楽に登れました。雨は小降りになりましたが、ガスがかかっており視界はほとんどありません。天候のコンディションが悪い中、体はすこぶる快調です。
大竜寺前の広場です。なんだ、自販機だけじゃなく、コカコーラも販売に来てるじゃん。
大竜寺の門前です。屋根のある貴重な場所なので、みんな休憩してました。
ここは豚汁だったかな。スルーしましたが、後で振り返ると、ここで食べとけば良かった。
市ヶ原。
市ヶ原のトイレ前。ここの自販機でポカリ買おうと思ったら、櫻茶屋でも売ってたのでそこで購入。細かいことだが、雨の中財布を出して買うことを考えると、自販機より人にお金を渡す方が楽です。
天狗道はやっぱきつかったですが、常にもやがかっており、幻想的な雰囲気でした。今回はそれを楽しむ余裕はなかったですが、雨の日に六甲山歩くのもありだなあ、と思いました。
摩耶山への最後の登り。だんだんガスが濃くなっていく。
第2チェックポイントの掬星台に到着。ほとんど見えねえぞ。チェックポイントどこだあ?
いや~、厳しい気候ですね。雨降りですが基本は比較的高く、レインウェア来てるとすごく暑くなるんですね。脱ぎたい気持ちもありましたが、気温の下がる山上に行くことを考えるとアンダーウェアはあまり濡らしたくない。だから、小雨の時は思いっきりレインウェアの前を開けて、風通しを良くしました。こまめなウェア調整が大事とも言われますが、雨の日は服を変えないで調整する方法も大事です。