石楠花谷から大池地獄谷へのハイキング(その3)大池地獄谷後半

堰堤を越えてからは歩きやすい沢沿いの道が続きます。去年はスルーした地獄大滝も見ることができました。しかし、最後の堰堤越ると、またどぶ臭いエリアが待ってました。間が良くても、最初と最後がこれでは、魅力が半減するなあ。
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地獄大滝を見るには、登山道から外れないといけません。今回は大きな巻き道の部分で道を外れ、少し歩くとついに見えてきました。
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地獄大瀧は、ゆるやかな角度の滑滝です。滝壺周辺は暗いのですが、落ち口は日が当たりとても明るい。写真を撮るとどうしても落ち口が白飛びしてしまう。
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落ち口を外したほうが、きれいに撮れる。
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登山道に戻り、沢を進みます。滑床が中心ですが、さして危ない所もなく、靴が濡れることもなく、テンポよく進めます。
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左側にロープがありますが、ロープなしで余裕で通れます。
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この場所で沢が大きく左に曲がっています。
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水量少なくなりましたが、それでも見応えある滝は続きます。
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これも結構大き目の滝です。
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案内標識が至る所で出てくるので、迷うことはありません。逆に言うと、標識がなくなれば、迷ったと思って良さそう。
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ゴルジュ状の小滝が。
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水量かなり減り、苔が増え、深い森の雰囲気になってきました。
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最後の堰堤を越えます。
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ここの堰堤上流も水没していると思っていましたが、水は溜まっていません。しかしながら、かなりドブ臭い上に、沢は汚い泥が堆積している。反対側に道が見えますが、こんなとこ、越えたくない・・・
仕方ないので、巻き道らしき所を通り、泥のない上流にいったん進み、沢を渡りました。
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沢から離れ、最後の登りです。ここは直進しましたが、正解は左でした。1年前は標識を確認してちゃんと左を通っていました。確認不足です。
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それでも、ノースロードに出ましたが、何の標識もありません。
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ノースロードを東に進むと、本来の地獄谷の出口がありました。
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そのままシュラインロードを下り、からとの湯に到着です。逢山峡では、家族がバーベキューしてました。
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谷道は大雨等でどうしても荒れやすく、六甲山系でも多数の谷道があるけど、ちゃんとした標識がある登山道は数えるほどしかない。その中でも沢の雰囲気を堪能できる大池持続谷は貴重な谷道です。だからこそ、最初と最後のどぶ臭さは残念でなりません。何とかならないのかなあ。