月輪寺参道登山口から300mほどの登りがあり、多少は覚悟していたのですが、予想を裏切る歩きやすさで肩すかしにあいました。道の付け方、そして階段の幅が絶妙に歩きやすいんですよね。こんな道だったら、登りも楽しくなれます。
月輪寺参道登山口にはこんな案内が。下調べで通行止め時間があるのは知っていたのですが、通行止めはここでなく、月輪寺手前100mの山門らしい。9時前だったのですが、ここは通り抜けられ、ほっとしました。
月輪寺参道の階段を登り出すと、右下方に谷沿いの道が見えます。これは梨の木林道というらしい。
整備された階段を登りますが、うまくつづら折りになっており、さほど急な登りではありません。
石の標識が多いのも、古道らしい。
それにしても、ほんとストレスの少ない登りです。階段は、景観を損ねない範囲の丸太で作られています。そして何より、階段の奥行き、高さが絶妙です。この手の階段では自分の歩き幅にうまく合わず、一段ごとに二歩使ったり、高すぎる階段で疲労が蓄積したりしますが、そんな階段はほとんどなく、歩き幅にぴったり合います。おかげで、足の踏み位置を考える必要がほとんどなく、ただ階段を一段ずつ上がっていけばいいだけです。こんな足幅に合った道は、なかなか経験しません。
「月輪寺まで30分」の標識と、復興支援協力のお願いが書かれています。大雨の影響で、被害修復のための費用が足らないらしい。わずかですが、200円カンパしました。
この道は、お地蔵さんがよく出てきます。
分かりにくいですが、ここも左奥にお地蔵さんがあります。
山中にこんな標識が・・・
月輪寺まであと少し。ここがおそらく通行止め時間に閉じられる山門でしょう。
字が消えて全部読めませんが、この山域では火を使っちゃいけないらしい。山頂でカップラーメン食べようと持ってきましたが、あきらめることに。
これだけストレスの少ない登りも珍しい。楽しんで歩けました。