丹生山系縦走に挑戦(その3)帝釈山~岩谷峠
丹生山を越えると、あとは東に連なっている山々を縦走していくだけです。まずは帝釈山です。こじんまりしたピークながら展望も良く、昼の時間帯なら間違いなくここで食べてただろうな。
丹生山から東に向かって進むと、まずは右下方に分岐があります。確認してませんがおそらく、丹生山に登る途中の、石段じゃないほうの道につながっているんでしょう。もちろん、直進します。
また分岐。今度は左がはっきりした登山道で、右が尾根に登って行くやや荒れた道。下調べでは尾根に登るはずだったので右に進もうと思うが、ちょっと心配。でもよく見ると、右にちゃんと「丹生山系縦走路」の標識が出てる。おそらく左は、シビレ山に向かう道でしょう。丹生山系はなぜか、カタカナの山が多い。
最初は荒れ気味の道でしたが、しばらくすると明瞭な尾根道になります。
ここはちょっとした迷いポイント。右が明らかに明瞭な道ですが、道が下ってる。左の踏み跡は道じゃない場所を通っているようですが、こっちのほうが登って行く道。しばらく悩みましたが、いったん右の下りを進み様子を見ることに。少し下ると、すぐに大きく左に曲がり、左の踏み跡の先に合流しちゃいました。結局、どっち通っても同じでした。
最後は地味な登りが続きます。ここで、もうちょっとかと思ったが、「あと10分」と書かれた標識を見つけ、がっくり。
帝釈山頂に到着!「たいしゃくさん」と読みます。さほど広くはないが、一応平らなスペースとなっている。
展望もなかなかよろしい。絶好の休憩エリアですが、まだ10時半なので昼食には早い。ちょっと休憩して先を急ぐことに。
今度は下って、岩谷峠へ向かいます。
至る所に標識があるので、さほど迷いません。ただ、道を外すととたんに標識がなくなります。標識が急に出て来なくなれば、いったん戻る方が無難。
岩谷峠に到着。見えてる道路は、国道428号線です。道路に沿って右に進みます。
道路以外何もない場所ですが、工場らしき敷地の奥に自動販売機が。貴重な飲料補給場所ですが、入口には「関係者以外立入禁止」と厳しくかかれている。ジュースくらい、買わしてちょうだい。
舗装道を少し歩くと、分かりにくいですが、車のすぐ後ろに登山道の標識があります。この車の奥に登山道が続いています。
静かで、大きな変化の少ない道ですが、自然をのんびり満喫したい時は絶好の場所です。しかし、途中にトイレも飲料補給箇所もないのは厳しい。六甲の甘い環境に慣れすぎているんだろうか。