山と高原地図48 六甲・摩耶 2016(全面改訂)
今年3月に全面改訂されたという、六甲・摩耶の登山地図を購入しました。台風の影響で通行止めの所はありますが、掲載されている登山道が大きく変わった所はなさそう。しかし、分かりやすいよう、細かな工夫は随所に見られます。
山と高原地図 六甲・摩耶 2016 (登山地図 | マップル)
- 作者: 昭文社地図編集部
- 出版社/メーカー: 昭文社
- 発売日: 2016/03/30
- メディア: 地図
- この商品を含むブログを見る
ぱっと見て、変わった所は以下の点。
- 西六甲エリア(須磨アルプス)が表面に移動した。
- 裏面に、摩耶山上エリアが追加された。
- 交通案内図が追加された。神戸を知らない人には、分かりやすい。
- 周辺図が小さくなったが、あまり必要ないのでこの程度でいいと思う。
- エリア図では、切れ目部分の位置に工夫が見られる。(登山道として区切りのいい位置になっている)
- 分岐の分かりにくい所に、詳細説明図ができた。これは大変分かりやすい。
- 危険個所など、登山道の説明が変更された部分は多々ある。
特に、地図内に書かれたコメントはとても貴重。コメントで良かったと思う所は、以下の通り。
- 一軒茶屋より東にトイレがないことが書かれているのは、親切。
- 車道危険個所も書いてくれてる。宝殿橋までの車道は、私もヒヤッとしました。
- 船坂谷上流では「ルートファインディングが必要な上級者コース」と。まさにその通り。
- シュラインロードの九体仏の説明は、丁寧。
- トエンティクロスでは、増水時通れない所が書かれている。
変更点を全て見れているわけではないが、よくもまあ、これだけ調べたものだと感心します。
縦走路などのメジャールートを通るだけなら旧版でもいいかもしれませんが、マイナールートを含め、いろんなコースを通りたい人には必携ですね。