荒地山から六甲最高峰へのハイキング(その2)荒地山

荒地山の登山道は多少の岩場があるものの、総じて歩きやすい道が続き、「こんないい道なのに、何で歩かれないんだろう」って思い歩いてました。しかし、岩梯子から始まるボルダーエリアに入ると、大変な岩場でした。道を間違わずに慎重に進めば、危ない場所はなかったように思いますが、高度感があるため怖かったです。ボルダーエリアにテラス状の岩があり、そこでカップラーメン食べましたが、この背後にある岩に、「サンデーモーニング」と名前がついていたようです。
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しばらく歩くと、高座の滝に下りれる分岐がある。そのまま進みます。
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次第に岩状の登りが増えてきますが、それほど大変でなく、市ヶ原から摩耶山へ向かう天狗道くらいです。
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そして、かなりの急斜面となる岩場が現れました。「これが岩梯子かあ」って思ってたら、違いました。岩梯子はここの奥すぐ左側にありました。
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これが岩梯子。書いてあるので間違いありません。実物を見ると思った以上に高く、何と言っても急斜面です。階段でなく梯子と名付けるのも納得でき、見た目の印象はほぼ垂直です。手でしっかり岩をつかんでないと後ろに倒れそうになるので、手足の位置を慎重に決めながら登りました。難易度がそれほど高いわけではありませんが、怖さが前面に出てきます。
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ここからは大岩ばっかです。どこをどう登ったか覚えてません。
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続いて、新七衛門くらです。バックパックをはずさないと通れないのではずしますが、だからといって手で持って通れるわけではありません。登りながらくぐるので、バックパックを上の岩に乗せ、ちょっと登ってまたさらに上に乗せる、を繰り返して登りました。
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ここはロープがありますが、岩をよく見ると足を引っ掛けられるくぼみが何カ所もあります。うまく使えばロープはほとんど使いません。
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この梯子は不要でしょう?右側から登りました。
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そしてテラス状になった大岩があり、ここで休憩することにしました。後で調べてみると、この後ろにある岩に「サンデーモーニング」と名前がついていたようです。実はこのすぐ下にもテラス状の岩があり、一度降りたんですが登り直せず、やっとの思いで戻ってきました。このアルコールストーブは先日白馬堂Rokkoで購入したもので、今日がデビューです。ミニテーブルは、ホームセンターでアルミ板を買い、自作しました。テーブルいらんかな、と思っていたのですが岩場は微妙に水平でなく、テーブルあったほうが水平出しやすく以外に役立ちました。風防も自作です。無事お湯を沸かすことができ、カップラーメンを美味しくいただきました。
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ラーメン作っていると、猫が二匹現れました。何かあげたい気持ちもありましたが、餌付けは良くないので我慢我慢。
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これが後方にあった大岩です。ボルダリングできるんだ。
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サンデーモーニングから少し登ると、あとは緩やかな普通の登山道になりました。分岐点を左に行くと、山頂です。
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荒地山の山頂です。まあまあの広さですが、展望はあまりありません。
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荒地山のボルダーエリアは、なかなかスリリングでしたが、テラス状の岩での休憩は格別でした。平日だったのもあり誰もいませんでしたが、休日は人が多いんでしょうかね。この秘境感がたまらなく惹きつけられます。