須磨アルプスを、南から北へ通り抜ける(その2)馬の背コルからの北側谷道

いったん馬の背コルに下りてから、北へ伸びている谷道を進みました。ここも以外に悪くない道で、たった15分で住宅地へ抜けました。コルのあたりでエスケープしたい時って、縦走路はどちらに進んでも結構歩かないといけない、南の谷道は足場の悪い場所が何か所かある。となれば、この北へ抜ける谷道がエスケープルートとしては一番いいんじゃないか。写真のコルから下る部分がかなり崖なので不安になりますが、この箇所がダントツで急なので、見えている部分さえ越えれば大丈夫。
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まずは小ピークからコルへ向かいます。最近他の露岩帯を何か所か歩きましたが、この縦走路の露岩帯が危ないようでいかに安全か、良く分かりました。
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コルへ到着。北に向くと、こんな分岐が見えます。正面部分はかなり急ですので、写真右側のロープ、くさりがある部分から下ります。そんなに大変じゃないです。
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こちら側からも絶景ないか期待したのですが、谷道なのでほとんど視界は開けず。見えたのはこれくらい。
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最初は水のない谷筋を下ります。藪が茂ってますが、道は比較的明瞭です。
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水量が少ないながらも沢が出てきました。ここからはさらに道は明瞭になります。後から考えると、ここは登山道というより、住宅地近くの公園からの散歩道エリアなんでしょう。
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日差しがそこそこ入ってきて、いい雰囲気です。沢筋は石垣が組まれており、かなり整備されています。
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堰堤前の広い部分です。この堰堤の巻き道が分からず、ここだけは苦労しました。左側は崖なので巻き道なさそう。右側は歩けそうだが、明瞭な道が見当たらない。結局、右側を強引に抜けて行きました。
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そして堰堤を越えて下から見ると・・・
左に巻き道があったんですね。コンクリートの左端を越えれば良かったようです。
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少し進むとまた堰堤があり、ここで道は途切れています。
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堰堤右側の道を進むと、もう住宅街が見えています。
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ここは、東山から妙法寺へ下る縦走路の、すぐ近くの公園です。こんな所に出るんだ。ここから妙法寺駅まで10分。バス停も下ってすぐにあります。ここにトイレがあれば、エスケープルートとしてさらに有用なんですがね。
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ということで終了。肩すかしくらい、すぐに終わっちゃいました。須磨名水の森からでも1時間かかっていない。便利な道を見つけました。