逢山峡から有馬三山へのハイキング(その2)仏谷
逢山峡から高尾山・有馬三山へ抜けるには、逢ヶ山か仏谷のどちらかを通ることになる。どちらもマイナールートだったので、アップダウンが少なそうな仏谷を選択しましたが、甘かったです。
北六甲の谷道らしく荒れたままの場所ばかりで、うち1か所では完全に道を見失いました。頼りにしていた赤テープ目印もこの先で消えており、引き返そうかとも考えましたが、幸いにも道を発見できました。北六甲は奥が深い!
仏道の取り付きからです。
踏み跡は何とか見えるものの不明瞭で、藪をかき分けて進む状況。
この道、かなりの水が流れた跡があります。
道が広くなりましたが、地面はかなり濡れている。
急に分岐点が。登山地図に書かれてない分岐だが、左に曲がる道は逢ヶ山の方向か?左方向にはトラ柄テープの目印、直進方向は赤テープの目印があります。マイナールートを通る場合、目印が信頼できるものかの判断が重要になってきますが、この赤テープには助けられました。赤テープに沿って直進します。
小さな谷沿いを進みます。
谷道なので、踏み跡が消えている所も結構ありましたが、そういう場所では見える所に必ず赤テープが貼ってありました。
ここは一見直進ですが、テープは右方向に誘導しています。テープに従って進みます。
砂防ダムに到着。マイナールートの場合は、砂防ダムが正確な位置確認できる場所になる。仏谷には2つの砂防ダムがあるはずですが、もう1つは見つけられず。
谷は荒れ荒れです。
土管?こんな所に土管が通っていたのか。
崩落個所も結構ありました。
倒木が道を塞いでいましたが、ここに赤テープがあるということは、乗り越えるしかなかそう。
そしてここが、土砂・砂利が最も多い場所です。しかも谷は左方向、前方と2つに分かれています。○印の部分に赤テープがありますが、そこから先は途切れており、どう進んでいいか分からなくなりました。安易に進んだら迷いそうなので、ここはじっくりとテープと踏み跡を探すことにしました。
これが最後の赤テープの場所。テープに沿って谷筋の右側に入っていきましたが、結局踏み跡は見つからずに断念。
結局、直進方向が一番踏み跡らしかったので、赤テープないものの様子を見に行くことにしました。前方に黄色テープが見えますが、これの信頼性は不明。
さらに谷が二つに分かれています。まずは左側の様子を見に行くと・・
おお~、赤テープ発見。この道を進みます。
そのすぐ先で、「仏谷」の看板を発見。合っているようだ。
谷の登りがだんだん険しくなってきました。かなり歩きにくいが、気にせず進みます。
登り切ったところで笹がいっぱい出てきました。笹の間の狭い道を通り抜けると、
仏谷峠に到着!!
いや~、仏谷は思った以上に大変な谷道でした。このエリアは他にもマイナールートが多く存在し、通ってみたい気持ちがある一方、「大丈夫かな」という不安もある。地図見ただけではどの程度はっきりした登山どうなのかが分からない。困ったものだ。