五宮町バス停→平野谷→二本松林道→七三峠→六甲縦走路→大龍寺→大師道→諏訪山公園のハイキング
少し前に、午後半休を利用して再度山エリアを登りました。このエリアは登山者が少ない静かな道ですが、意外にも道はきれいで歩きやすく、森の雰囲気たっぷりで満足でした。もともとは天王谷西尾根を通る予定だったのですが、まさかの工事中で仕方なく二本松林道を歩きました。この道は車が通れるようになっているので階段がなく、ウォーキング感覚で森林浴したい時はいい道です。
まずは駅から市営バスに乗ります。駅の北出口よりバスターミナルが見えますが、左のエスカレータを下り、地下から向かいます。写真右側にちょうどバスが止まっている場所が、7系統の乗り場です。7系統は比較的本数も多く、平野から諏訪山にかけての登山口に行く時には便利です。
五宮町のバス停で降り、平野谷の登山口を探します。地図ではバス停より少し東側のようだったので探しましたが見付からず。結局少し西に歩いた場所でした。反対方向のバス停は少し西側にあり、そこから少し東だったんですね。いつもながら登山口を探すまでが結構大変です。写真右に見えるカフェは「HiTo Coffee Beans」というお店で、コーヒー豆の販売の他、飲食もできます。ネイティブアメリカンチックな雰囲気で、登山後にコーヒー欲しい時は是非寄りたい。
ここが、何も標識ありませんが、エコー院の手前を進むと登山口です。マイナールートは標識ないことが多いです。
五宮神社が見えれば、正しい道です。
登山道入口あたりはこんな感じです。この日はほとんど人に会いませんでしたが、普段から人が出入りしている形跡が結構あります。
平野谷はかなり険しい谷なので、山腹道はこういう所も多い。
平らな部分も結構あり、踏み跡はしっかりしていて歩きやすいです。再度山の登山道はあまり歩かれてない印象を持っていましたが、地元の人がよく通っているんでしょうか。いずれにしても、人が少ない割に道は良く、穴場的な登山道です。
所々障害物があります。乗り越えたり、くぐったり・・・
コンクリートの舗装道に出ました。なだらかな登り坂です。
分岐点に来ましたが、向こうのほうに、何やら張り紙が見えます。
微妙な看板が。通行止めとは書かれてないが、できるだけ迂回してほしい様子。七三峠への最短経路である天王谷東尾根道はあきらめ、二本松林道を進むことにしました。
この二本松林道は車両用道路らしく、階段はなく広い道幅が続いています。「面白みないな~」なんて思っていましたが、意外にも森の雰囲気は良く、ウォーキングにはいいコースです。このまま進むと、新神戸駅まで出られるので、機会があればまた挑戦してみたい。
しっかりした道でも、こういう崩れ方するんだ・・・
分岐点に到着。左の階段を進むと、七三峠です。
それほど急な道ではないですが、登ったり下ったりを何度も繰り返すので、気分的に疲れます。
道は細くなってきますが、それでも比較的歩きやすいです。
ついに縦走路へ合流しました。左に少し進むと鍋蓋山頂ですが、迂回路を通ったために予定時間より遅れており、右に進んで大龍寺に向かいます。
平野谷道は意外と歩きやすと思っていましたが、やはりというか、縦走路のほうが断然歩きやすい。鍋蓋山~大龍寺間の縦走路を歩くのは2回目ですが、このエリアの尾根道は全縦走路の中でもかなりいい道ではないでしょうか。歩いていて、とても気持ちがいい。
展望の良い場所で、神戸市街を望みます。ハーバーランドあたりが見えます。
大龍寺前に到着しました。たしかこの奥に自動販売機が・・
あれっ、自動販売機が消えている・・・
もしかしたら、冬季は撤去されてるの?ベンチだけ残っています。
ここから大師道を下っていきます。
大師道は舗装されている所が多く、舗装されてない場所もかなり整備されてます。登山道というより、参拝道です。
はなれ屋ガーデン、というカフェ。
これ何だ?と中を見るとトイレでした。
トイレットペーパーはなかったが、それでもトイレないよりははるかにまし。
ペーパーは持参しているし。
トイレある場所は要チェック。
猩々池。昔に作られた、人工のため池です。
どんどん下りますが、道はきれいです。
大師道は、謎の建物が多い。
橋を渡って右方向に、茶屋があるっぽい。
登っていくと、右側に燈籠茶屋、そして左側の階段登ると、再度山荘!
再度山荘は昔一度、行ったことがあります。こんな所だったんだ。
諏訪山から再度山荘へは通ったことがあるので、何となく分かります。
ここからは、細いながらも舗装道です。
滝がありますね。、名前不明。
神戸山手女子中学と高校だったと思う。吹奏楽の音楽が聞こえてくる。
バス道に出ました。右手は神戸山手女子短大です。
左に曲がってすぐに、諏訪山公園下のバス停があります。
途中にも書きましたが、平野谷道は知名度が低い割にはいい登山道でした。逆に下りの大師道は比較的知られた登山道ですが、道が整備されすぎていて、自然の中を歩いている雰囲気はあまり味わえません。しかしながら、このような整備された道はエスケープルートとしては有用ですし、午後から登山で日没のリスクがある場合は、こういう道を下山道に選んだ方が安全とは思います。
今回は限られた時間で登ったので、山頂エリアは通り過ぎるだけでしたが、再度山の周囲には結構な道があります。うまくルートを探せば、平野から谷上へ抜けるようなルートも作れるかも、です。