東お多福登山口→東お多福山→ドビワリ峠→七曲り→六甲最高峰→魚屋道→有馬温泉のハイキング
大晦日ですが、妻娘の二人がコナン展に出かけてしまって一人になり、天気もいいので六甲山に登りました。今回は娘と六甲最高峰に登るルート探しが目的のため、メジャールートではありませんがお多福登山口からスタートしました。ロックガーデン経由でも登れなくはないのですが、一番の問題はトイレがないこと。娘にとって、3時間トイレのない場所はきついんですね。このルートだと、私の足なら1時間20分で最高峰まで登れましたので、合格です。
JR芦屋駅より阪急バスに乗り、20分ほどで「東お多福登山口」に到着し、下車しました。バスは1時間に2本程度あり、それほど困りませんが、かなり曲がりくねった道を走るので、車酔いしやすい人は要注意です。このあたりにトイレがあれば・・と思ったのですが、住宅街(別荘?)なんで、公衆トイレは見つかりませんでした。自動販売機はすぐ奥にありました。この奥のスペースは、車が何台か止められる駐車ゾーンですが、止めていいかは不明です。登山道は左です。
まずは車道を進み、分岐点で左側に進みます。ほんとに住宅街ですね。
そしてまた分岐点が。今度は右に進みます。
今度は通行止めのチェーンが。一時ってのは、いつからなんでしょうか。直進の道は、地図上でも「工事用車道」と書かれておりドビワリ峠に出ます。六甲最高峰への最短ルートを目指すなら直進ですが、舗装道あるいてもしょうがないので、すぐ左にある登山道に入ります。
すぐに川があるので渡ります。おそらく芦屋川です。
ここからの登山道は、比較的標識がちゃんと立っているのですが、道が視認しにくい所が多く、何か所かはとまどいました。
奥に道路が見えてきました。別荘地でしょうね。
ここから急な登りになるのですが、階段はほとんどなく、斜面ばかりです。しかも落ち葉が多いので、結構滑ります。斜面登る時は、下腿三頭筋、特にヒラメ筋をよく使うようで、だんだんと底屈方向の筋出力が落ちてきました。下腿の筋力強化が必要です。
こんな道も結構ありました。
東お多福山は、笹だらけです。
東お多福山の山頂に到着。ここまでたったの25分です。ガイドブックには「草原」って書いてあったけど、ちょっとした広場程度。
さっきの広場を進んでいくと、雨ヶ峠に行けます。展望はなかなかいいらしいですが、今回は最短ルート探すのが目的なので、ドビワリ峠に向かいます。
少し北に下っていくと、もう六甲最高峰が見えてきました。
こちらも道も、さきほどと種類が違うが、笹だらけ。
工事用車道との合流点に到着。前方の階段を進んでいくと、石宝殿経由で最高峰に行けますが、歩道のない車道を歩かないといけないルートなので、今回は選択せず。左側へ進みます。
しばらくは、工事用車道のため舗装道路です。結局、ドビワリ峠がどの場所を指しているのか、分かりませんでした。
しばらく進むと、工事現場に到着。ハイカーは左から階段を上がり、緑の橋を渡って右に進んでいけばいいそうです。後から考えると、ここが七曲りとの合流地点だったのですが、この時はそれが分からず、この先に七曲りの合流地点があると信じて進んでいきました。
急に登りがきつくなりました。「まだ、七曲りじゃないのに~」って思いながら進んでいきました。
なかなか合流地点が現れず、きつい登りをどんどん進みます。
そうしているうちに、突然一軒茶屋が姿を見せます。「あれ、いつの間にか七曲り入ってたんだ」とここで初めて気づきました。9月に七曲り登った時はかなりきつかったですが、今回はあまりきついと感じませんでした。体の状態によって、こんなに印象違うもんなんですね。
頂上まであと少し。
六甲最高峰に到着。東お多福登山口から1時間20分で到着です。時間は早いんですが、ほぼずっと登りなので、きついといえばきついですね。
そして最高峰近くから見えていた住宅地ですが、東お多福登山口近くだったことが今回分かりました。結構な山の中に、あれだけ家があるんですね。
下りは魚屋道を通り、有馬温泉に向かいます。3か月前に通った時は、8月の台風の影響でかなり道が悪かったのですが、今回はかなり整備され良くなっていました。大きく崩れている何か所かはそのままでしたが、通れることは通れます。残念ながら、紅葉谷道のほうは、まだ通行止めなんですよね。
こういう道では、中央部分が削れてくぼんでいましたが、ほとんど治ってました。
おっと、木が道をふさいでる。しゃがんでくぐり抜けました。
有馬温泉に到着。下りはちょうど1時間くらい。
神鉄の有馬温泉駅すぐ前にあった、「Porco」でキャベツとアンチョビのパスタランチ食べましたが、これがなかなか美味しかった!!他のパスタも食べてみたいので、今度有馬温泉に来る時は、ここのパスタランチを目標にしたいです。
以上で今回の調査は終了です。このコースは短いだけでなく変化に富んだ登山道だったので、短時間で六甲最高峰を目指したい人にはおすすめです。下りについては、ほんとは有馬ロープウェイの駅まで行き、ロープウェイで下りたいと思っていたのですが、その間はバスが通ってなく、歩くしかないんです。しかもその間の登山道が、登ったり下ったりのコースなのでなかなか大変。魚屋道を下ったほうが早いんじゃない、との判断でこのようなコースとなりました。魚屋道は全体的になだらかな上、道幅が結構広いので、トレイルランニングされている方にも結構会いました。抜かしやすいので、走るにもいいコースと思います。