南アルプス 甲斐駒ケ岳・仙丈ケ岳(その3)長衛小屋テント場~小仙丈ケ岳

2日目は仙丈ケ岳に挑戦です。こちらのほうがやさしい印象ありましたが、最初の登りは結構なきつさでした。しかし森林限界を越えると一気に展望が開け、青空と緑のコントラストが眼前に広がります。
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長衛小屋前のテント場を朝5時半くらいに出発。本来は北沢峠から登山道始まっていますが、この近道から入ります。
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ここで本来の登山道に合流。まだ二合目。ここからひたすら登ります。急登というほどでなく、六甲山で言えばロックガーデン中央稜のレベル。でも体が異様に重く、最初はペースダウンしてゆっくり登ることに。
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大滝頭に到着。登り始めよりは体調戻りましたが、まだ体が重い。もうすぐ森林限界のはず。
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もう少し登ると、木々の間から昨日登った甲斐駒ケ岳と、鋸岳が背後に見えてきました。
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そして森林限界を越えると、一気に展望が開け、すばらしい景色が眼前に現れました。この頃には体調ももどり、一気にテンション高まりました。
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個人的には、このような尾根、稜線歩きが一番好きで、このために山に登っていると言ってもいいくらい。登りですが、全然苦になりません。
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そして小仙丈ケ岳に到着。標高2,855mです。ここでようやく、仙丈ケ岳の全貌が見えましたが、南アルプスの女王にふさわしい、すばらしい山容です。
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仙丈ケ岳が目標ではありませんが、目標にしてもいいくらいの素晴らしい展望でした。何と言っても、南アルプス北エリアの主要な山がほぼ全て望めるのが素晴らしい。仙丈ケ岳に登ると、当然仙丈ケ岳は見えないので、全て見るならここがベストでしょう。15分くらいは停滞しましたが、1時間でも2時間でも過ごすことができる、今回の登山ではベストと言っていい展望でした。