紅葉谷氷瀑2018再再訪は最強氷瀑でした(その1)七曲滝

前回氷瀑を見に行ったのが1月24日。それから2週間以上寒い日が続き、氷瀑はじっくり育っていました。今日は暖かくて雨降りという最悪のコンディションでしたが、溶けることなく十数年ぶりという見事な氷瀑を見ることができました。まずは定番の七曲滝です。
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平日は山に行くことができず、何とか土曜日まで持ってほしいと思っていたが、土曜日の天気予報は雨で、気温は平年並み。暖かくはないが、雨で氷瀑が一気に崩れる可能性もある。ダメ元ではあるが、早い時間なら溶けてないかもと、土曜の朝8時前には有馬温泉駅に到着。もう既に雨が降っており、あまり寒さを感じない。それでもホテルの池は凍っており、氷瀑を期待しながら魚屋道を登ります。
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いつもの白石谷分岐手前の広場です。山に入れば雪に変わるかと思ったが、ここでも雨が降っている。これは早く行かないと本当に溶けてしまうかも。それでも周りの池や小さな沢はまだ凍っている。今回は長期間の寒波のため氷も厚く、すぐには溶けないのかな。
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迂回路の案内板を通過し、高巻きを通って七曲滝手前の沢に降ります。何と、蜘滝方面の沢が凍っている。
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そして七曲滝方面を向くと、氷瀑は残っていそうだ。しかしあちこちにあるアイスバーンがかなり硬く、チェーンスパイクの爪がささらない。仕方なく、アイスバーンをよけながら進みます。
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そして到着。あまりに見事な氷瀑で、言葉がでない。
この角度から見ると、中心の沢部分も凍っているように見え、完全氷瀑かと思った。どうやらほとんど溶けていないようだ。
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正面から見ると、中心の沢部分がわずかに凍っていない。しかし出来具合は9割程度と言っていいだろう。1月14日に来た時の氷瀑もすごかったと思うし、1月28日に友人に送ってもらった写真もかなり見事な氷瀑と思った。でも、今回の氷瀑はそれ以上です。
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先に来ていたハイカーが「私ら見てる間にも、つららが落ちてきましたよ」と。どうやら少しずつ溶けてはいるようだ。
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滝下は氷で覆われ、ほとんど見えない。
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雨はずっと降っており、つららの表面を溶かしている。それが独特の光沢となり、いつもの氷瀑とは違った見え方をする。雨の日の氷瀑も悪くない。
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滝左のボリューム感もものすごい。これを見てしまうと、今まで見た氷瀑が小さく感じてしまう。
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ずっと見ときたいんですが、雨降っているので寒いし、写真も撮りにくい。何より百閒滝等にも急いで行きたいので、これくらいで次へ向かおう。
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雨降りで、最初はテンション上がらなかったけど、来てよかった。氷瀑見たら、一気にテンション上がった。