実例いっぱいだが、詰め込みすぎ ~ウルトラライトハイカー~

ウルトラライトハイキングにあこがれ、いろんな本を読みあさっている。今度は、「ウルトラライトハイカー」という本。これは11人のウルトラライトハイカーの装備や使い方などを紹介した本。やはりウルトラライトハイキングには王道はなく、人それぞれ工夫して吟味しているのがよく分かる。分かるのはいいが、写真も文字も小さすぎて、詰め込みすぎ感が強い。老眼にはストレスのかかる本でした。

ウルトラライトハイカー (ウルトラライトハイキング)

ウルトラライトハイカー (ウルトラライトハイキング)

本書は11人のウルトラライトハイカーの山行スタイル、装備などを紹介した本。中には「山と道」の夏目さん、「ウルトラライトハイキングギア」著者の寺澤さんなど、良く聞く名前もある。人それぞれではありますが、11人の中で多くの人が使っているギアはどうしても興味が出てしまう。finetrack X Hiker's Depotのツエルトなんかはまさにそう。もともとHiker's Depotバージョンだったのに、その後finetrackのラインナップに正式に加わったよう。 ワンポールのシェルターに興味があるが、ツエルトも捨てがたい。見ていても、欲しいと思うギアが結構出てくる。

amazonのレビューを見ると、分かりにくい等と内容に不満のあるレビューがありました。本書の「はじめに」にも書かれている通り、ウルトラライトハイキングのスタイルは千差万別でルールなんてありません。How toが知りたい場合は本書より他の本を探したほうが良さそう。自分のスタイルを探し、考え、試行錯誤している人にはとても良い参考書になると思います。ただし、目の悪い人は要注意。ギアリストなんて、小さすぎて見れたもんじゃありません。ページ数倍にしてでも、もうちょっと見やすくしたほうが良かったんじゃない。