深戸谷から水無滝・逢ヶ山へのハイキング(その3)水無滝

北六甲の谷深くにある水無滝。行き方もよく分からなかったんですが、何とか行きつくことができました。名前の通り、普段は水量ごくわずからしいのですが、今回はほどほどの水量があり、水しぶきがミストのように降り注いでいました。スケール感は今まで見た中で一番です。
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深戸谷の分岐より左の谷を登ると、すぐに水無山の尾根に出ます。ここから尾根を横切り、正面の谷を下ります。
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登り返すのがうんざりするくらいの、激下りです。
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少し歩くと、水無滝の標識が現れます。道を知ってないと、水無滝には行きつくことができません。
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ついに水無谷に到着。もうすでに、滝の音が聞こえます。
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谷上流を望むと、木々に隠れるように、滝が少し見えます。しかしここからが大変だった。左右とも急斜面のザレ場で、登ってもズリズリ落ちてしまい進めない。
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結局、谷中央の倒木の隙間を縫って、進みました。通れないようで、何とか通れます。
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そしてついに、水無滝の全貌が望めました。とにかくデカい、の一言です。高さ、幅とも遠くから見ると、大規模な堰堤と見間違うくらいです。
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幅がとにかく広く、滝壺下のエリアもなかなかの広さ。正面の滝は結構な水量ですが、右の方からも水が落ちてます。
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滝の真下より、正面の滝を撮影。水しぶきがミスト状になって降り注いでます。夏だったら涼しいだろうけど、寒いのですぐに滝下からは離れました。
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右の滝も撮影しましたが、しぶきが飛び散る様子がはっきり見え、すばらしい景観でした。深戸滝とともに、六甲山で好きな滝ベスト5に入りそう。来年の夏に、また来ようと思いました。
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そして下ってきた道を登り返し、仏谷峠へ向かいます。
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深戸谷、水無谷ともマイナーな場所なんで、それほど期待してなかったのですが、期待をはるかに裏切る見事な景観でした。でもこのような分かりにくい場所は、最初は行くのは冬がいいと改めて思います。一度道が確認できれば、夏でも行けそうです。