石楠花谷から大池地獄谷へのハイキング(その1)石楠花谷

今日も谷道です。今回は、以前に石楠花谷を通った時にスルーしてしまった前半の小滝群を見て、それから大池地獄谷を歩くという、無茶な計画をしました。石楠花谷の見所は前半と言うだけあり、見事な釜と小滝が連続してました。阪神高速神戸線の車の音さえなければ、秘境感たっぷりなんですがね。
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石楠花谷は1年前に通りましたが、登山道を進んでしまい、見所の釜と小滝群をスルーしてました。
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神鉄大池からスタートしましたが、市街地は割愛。駅から約30分で石楠花谷の最初の小滝に到着します。このちょうど真上に、阪神高速神戸線が通っています。前回はここから登山道に進んでしまいましたが、今回は滝左を巻いて進みます。
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少し進むと、すぐに次の小滝と釜が現れます。右側にロープがかかっていますが、何に使うのかは不明。どう見ても、滝横から濡れずに巻くのは難しそう。
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小滝から10mほど下がると、左側に高巻き道があります。巻き道と言えども、ゴルジュ状のエリアなので、それなりに急斜面です。
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巻き道から降りると、写真でよく見るゴルジュ状の小滝が現れます。写真では見えませんが、滝の上流に、なぜか青いボールが見えます。隣の大池地獄谷と違い、泳げるほど水はきれいです。しばらく景色を堪能した後、右から巻いていきます。
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滝を越えてさらに高巻く道もありましたが、いったん沢に降ります。かなり急です。
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さっきの小滝から見えていた、青いボールです。景観的にどうかと思い回収を試みましたが、足場が悪く届かず。
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ここからは滑床状ですが、写真奥で右に進むと、もう堰堤前です。巻けそうな道が見つからなかったので、さきほどの高巻き道に戻り、さらに上へ巻いていきます。
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上に上がるが踏み跡がよく分からず、迷路状態。登山道の位置関係は何となくわかったので、無理やり進んで登山道に合流しました。
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釜滝を見に行きます。
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2段の滝で、中段に見事な釜があります。うまく写真に収めたかったんですが、日差しが結構入ってきたので、どうしても日なたが白飛びしてしまいます。
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釜滝の前はかなり広いですが、後方に堰堤と高速道路が見えるので、秘境感はあまりありません。
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石楠花谷の見所は前半の釜滝までなので、これ以上は進まず、いったん登山口に戻りました。前半にこれだけの絶景があるのは素晴らしいが、手前だからこそ、高速道路が見えてしまうのは残念です。