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一人六甲全山縦走2016春

去年と同様、この季節に一人六甲全山縦走を走破しました。ちょっと肌寒い季節がちょうどいいんですが、秋と比べると日の出ている時間が長く、3月は一人で縦走するのにはベストなシーズンです。体調が十分ではなかったですが12時間半で走破でき、日没時刻ちょうどに阪急宝塚駅に到着しました。
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肌寒いものの春前の連休ということもあり、ものすごいハイカーの数でした。特に鍋蓋山~摩耶山の間は、ハイカーやトレランの人が途切れることないくらいすれ違い、特にトレランの方が際立って増えたように思います。掬星台はイベントのある時は結構な人がいますが、イベントない時にこんな人が多いのは、見たことがありません。
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今回の総タイムは12時間35分。体調不良で苦戦した割にはまあまあのタイムとなりました。過去2回のタイム比較は以下の通りです。各地点の距離のばらつきが大きいため、以前と比較しての今回のタイム率を%で表記しました。90%と書かれていたら、過去のタイムより1割短くなっている、ということです。意外にも登り部分では85-95%と好タイムが出ていますが、平地部分では同程度もしくは遅くなっています。東六甲縦走路は短縮率も大きいですが、距離が長いため短縮された時間も結構大きかったです。過去の2回と比べる登りがきつかった印象ですが、ペースを上げてたのも一因ですね。

地点 今回のタイム 2015春一人縦走 2015秋縦走大会
妙法寺 2:06 85% 70%
鵯越 1:27 97% 110%
菊水山 0:59 84% 95%
~鍋蓋山 0:47 85% 85%
~大竜寺 0:20 80% 80%
~掬星台 1:35 86% 86%
~記念碑台 1:27 102% 134%
~一軒茶屋 1:25 100% 104%
~宝塚 2:31 79% 88%
総タイム 12:35 88% 93%

2015年春の、一人六甲全山縦走の記録です。
hanamaru.hatenablog.com
hanamaru.hatenablog.com

2015年秋の、六甲全山縦走大会の記録です。
hanamaru.hatenablog.com
hanamaru.hatenablog.com
hanamaru.hatenablog.com

体調については、前日から下痢気味でしたが当日朝は問題なくスタート。しかし、高取山で再び下痢症状が。仕方なく、登山時には常備している「ストッパ」を服用しました。これ結構聞くので、それ以降はトイレに行きたくなることはなかったですが、常にお腹はゴロゴロしており、調子が戻ったわけではありません。一番の問題は、行動食、水分が思ったように取れなかったこと。12時間以上かかる六甲全山縦走では、途中の食事・水分補給がなければ走破は難しい。実際、掬星台~六甲ガーデンテラスまでは脱水・エネルギー不足気味で疲労感強く、タイムが伸びませんでした。調子の戻ってから水分・エネルギー補給ができ、それが東六甲でのタイムの速さにつながったと思います。

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結果的にタイムは良かったですが、実際は今までで一番「途中でやめよう」と思った回数が多かったです。誰にも「縦走する」と宣言したわけでもないので、途中でやめても自分しか分からない。気楽にできる反面、追い立てられるものがないので、継続する方向に気持ちが行きにくい。リタイアするほど体力的に厳しいわけではないのに、「やめたら、楽になれる」という思いがどんどん強くなる。「もうちょっと進めば調子が戻るかも」「もうちょっと先に進んでから考えよう」と自分をだましながら進み、結局最後まで行くことができた。大きな目標を達成する際は、その目標を一度忘れ、目の前の小さな目標を一つずつ越えていくことが重要だと強く感じた。また、自分のメンタルの弱さを自覚し、自分自身をだますことも必要なテクニックとだとも思った。

一人での六甲全山縦走は、「自分で大きな目標を立て、達成する」いい練習です。また、気合だけでは難しく、装備などの準備、体調や痛み等の管理や対応、自分の体をしっかりモニターすること、戦略を立てることなど、問題解決スキルを上げるためにもいい課題です。毎回、「もうしんどいから終わりにしよう」と思ってしまうが、時間が経てばきつかったことは忘れ、達成感だけが記憶に残っているので、またやってみたくなる。
今年の秋の縦走大会の頃には、どう思っているのだろうか。