六甲山で季節を感じるなら ~六甲山シーズンガイド 春・夏~

雪の少ない今シーズンの六甲山ですが、今日は結構雪が降ったようですね。でも、もう間もなく春です。春から初夏にかけてのいい季節にどこを通ろうか、検討するため図書館で借りてきました。ベタでないコースが多いからこそ、著者が「この季節に訪れてみたい」と感じているコースばかりなんでしょう。

六甲山シーズンガイド 春・夏

六甲山シーズンガイド 春・夏


本書は六甲山系のハイキングガイドブックでおなじみの根岸さん。過去の著書でも、みんなが通るお決まりコースより、あまり知られてないがいろんな楽しみ方ができるコースが多い。

六甲山を歩こう!

六甲山を歩こう!

六甲山ショートハイキング77コース―ちょこっと歩こう!組み合わせて歩こう!

六甲山ショートハイキング77コース―ちょこっと歩こう!組み合わせて歩こう!

シーズンガイドでは、春から夏にかけ8つのテーマを設定し、そのテーマに合ったコースを、それぞれ5つ以内で紹介している。コースは子ども連れでも行けそうな軽めのものばかりで、どちらかと言えばマイナーなコースが多めである。

マイナーと言えば、先日通ったばかりのごろごろ岳から芦屋ゲートへの登山道が掲載されている。このルートは、芦屋市が設置している標識があるものの、山と高原地図には登山道は掲載されていない。この本を見て、ここがキャンプ場跡だったことを初めて知ったが、それでやたらと広場があることも納得できる。花が咲き始める4月頃に、もう一度通ってみたいものだ。
hanamaru.hatenablog.com

七三峠も掲載されているが、この辺りも春から初夏にかけ、季節を感じれるいいコースです。この本には桜の季節が紹介されているが、新緑の季節もかなり良さそうな道。紅葉も見れる場所なので、通る人が少ないながら、四季とも感じれるいいコースです。
hanamaru.hatenablog.com

東おたふく山は、緑が映えだす初夏が一番ですね。ベーシックコースは東おたふく山登山口からですが、新緑の季節には是非、雨ヶ峠から東おたふく山の間の登山道を通ってほしい。
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頑張るハイキングでなく、みんなでゆったりと、自然を楽しみながら歩くためのシーズンガイドです。