石楠花谷から古寺山へのハイキング(その3)シュラインロード→古寺山

ダイヤモンドポイントからはシュラインロードで北に下り、お気に入りの古寺山に寄りました。今回は南側から古寺山を攻めましたが、やっぱいいですね。このコースはピークハントするようなコースではないですが寄り道感覚でピークハントでき、達成感もまあまあです。そして展望ポイントは前回のような霧がなく、見晴らしも抜群でした。やっぱ古寺山、いいね。
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ダイヤモンドポイントからシュラインロードは割愛。石楠花山の後に通ると、登山道というより普通の道感覚でした。でも裏六甲らしく、静寂の中でのウォーキングができるので、雰囲気はなかなかよろしい。
シュラインロードを下り、鳥居を越えた先の三叉路を右折します。そこから200mほど進むと古寺山の取り付きがあります。道標は一応ありますが、注意して見ないと見逃すくらい小さいです。
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最初は結構な登り坂で、しかも落葉が堆積しており、ふかふかです。道は明瞭ですが、枝道が多いので注意が必要。きつい登りは5分くらいで、あとはゆるやかな尾根道に変わります。
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たしかここは、裏参道への分岐だったか・・・
とにかく分岐が多いですが、山頂へ向かいます。
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背の高い笹が生い茂り、トンネル状になっています。
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本堂跡のあたり。平坦な場所ですが、何も残ってない。
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山頂に到着。最高点はこの「清盛の涼み岩」になるのか?
一応後ろから登ることができます。
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すぐ西側の展望ポイントへ。
前回のような霧がかった景色も良かったんですが、今日のような見通しが聞く景色もまた素晴らしい。どうも北六甲の街並みだけでなく、どこか分からないが西側のかなり奥の方まで見えている様子。何度訪れてもいいくらい、すばらしい景色です。
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南への下り道は、「観音一般道」を進みます。表参道、脇参道などいろんな道の名称があり、書かれているものによっても違うのですが・・・道標に書かれている名称を使うのが一番間違いないと思うので、「観音一般道」としておきます。たしかこの道を左に曲がれば脇参道だったかな?忘れました。
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一休みポイントです。山頂近くの展望ポイントほどではないですが、なかなかの景色です。
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最後の下りは、結構な下り坂です。古寺山はどうも、山の立ち上がり部分はどの方向も急で、いったん急登を越えるとゆるやかです。お椀を逆さにしたような形状になっているんでしょう。
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そして阪神高速神戸線に到着。観音一般道のいい所は、登山道用のトンネルがあり、道が分かりやすいところ。しかしトンネルは頭頂部が天井に当たるくらい低く、変な虫もいたりと、気持ちのいいものではなかったです。一瞬なので、迷うよりましか。
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トンネルを過ぎてからは細い道をそのまま進み、車道へ合流しました。ここからは10分ほどで神鉄六甲駅に着きましたが、分かりやすいとは言い難い道でした。やっぱり神鉄の駅から北六甲への取り付きまでの道は分かりにくい。
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シュラインロードを下る場合、神鉄の駅までは3つくらいの選択肢がありますが、多少の登りを許容できるなら、古寺山経由が自分的にはベストコースです。そして取り付くが分かりにくく、分岐も多いこの山を通り抜ける場合は、今回通ったコースが一番いいように思います。
それにしても古寺山はいろんな道があるので、まだまだ見所は他にもありそう。飽きることのない、不思議な山です。