屏風川本流沢を下る(その1)屏風谷中俣本流

いろいろ忙しく、ここ1か月は山歩きも含め、ほとんど運動ができていません。いつの間にか真夏のような暑さになっており、日なたや尾根を登る雰囲気ではない。ということで、最近よく行ってる屏風川を歩きました。まずは中俣本流を、沢沿いに歩きました。比較的上流にある二条の滝ですが、思った以上の迫力です。
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作った側の貴重な話 ~人工知能はどのようにして「名人」を超えたのか?~

最近は将棋とAIに関する本をよく読んでいる。将棋に興味があるというより、将棋界とAIで起こっていることは、将来医療業界や日常生活でも起こるだろうと思っているので、先を見据えるために読んでいる。そして今回は、AIを作る側の人が書いた、貴重な本です。もう、「何で強いのかが分からない」「AIが出した答えが合っているか分からない」という領域まで来ているようだ。

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塩屋、そして六甲山系西の端の象徴 ~旧グッゲンハイム邸物語~

塩屋に足を踏み入れたのは、六甲登山を始めてからですが、坂が多いながら昔ながらの雰囲気が残っている街並みが好きです。旗振山へのルートは、須磨浦公園より断然、塩屋ルートが面白いです。本書を読むことで、塩屋の象徴である旧グッゲンハイム邸だけでなく、塩屋の街の雰囲気がどのように形作られてきたのかが、よく分かりました。こんな塩屋が今後も残ってくれるといいな。

旧グッゲンハイム邸物語 未来に生きる建築と、小さな町の豊かな暮らし

旧グッゲンハイム邸物語 未来に生きる建築と、小さな町の豊かな暮らし

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生きるための知識・知恵、そして教育を考えらせられる ~国を救った数学少女~

久しぶりの文学小説でしたが、展開が面白く一気に読みきりました。ありえないくらいの過酷な環境の中、主人公のノンベコは自分の力で状況を切り開いていく。物語としてもかなり面白いんですが、教育がない環境でも自分から学び、それを状況打開のために利用する様を見ていると、読み書き計算などがいかに人生にとって大事なものか、改めて考えさせられました。子どもにも読んで欲しい本です。

国を救った数学少女

国を救った数学少女

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池田先生の知性と寛容が詰まった一冊 ~真面目に生きると損をする~

リーディンググラス(つまり、老眼鏡)のおかげで字を読むストレスが減り、ここ最近、読書スピードが格段に上がった。図書館で借りたこの本ですが、あまりに面白かったので、1日で読み切っちゃいました。何事にも流されずに知性あるものの見方を貫く一方、違うものや考えに対しての寛容さも併せもっているのが池田先生。「ホンマでっか!?TV」での面白おかしいコメントの数々は、知性と寛容さから出てくるのでしょう。

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そうとは言いきれないが、なるほどと思う ~すべての教育は「洗脳」である~

久しぶりにホリエモンの本を読んだ。考え方に必ずしも同意するわけではないが、自分の意見をしっかり言い切る姿勢は尊敬に値する。曖昧にして責任を取らない人よりよっぽどいい。そんなホリエモンが教育の本を書いた。センセーショナルなタイトルで、100%そうとは思いませんが、教育する側は、「洗脳」というネガティブな側面は意識したほうがいいと思う。

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